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金属元素の一つ。超重元素の一つ。仮名ウンニルヘキシウム(Unh)。
質量数は、258から271、一説では273までが確認されており、その中に核異性体も存在する。
崩壊の種類については一例。これとは異なる崩壊をすることもある。全体的に情報の信憑性に難があるため注意。
同位体核種 | 天然存在比 | 半減期 | 崩壊 | 確率(%) | 崩壊後生成物 |
---|---|---|---|---|---|
258Sg | ‐ | 自発核分裂(SF) | |||
259Sg | ‐ | 0.48秒 | α崩壊 | 255Rf | |
260Sg | ‐ | 自発核分裂(SF) | |||
α崩壊 | 256Rf | ||||
261Sg | ‐ | α崩壊 | 257Rf | ||
262Sg | ‐ | 自発核分裂(SF) | |||
263Sg | ‐ | 1秒 | α崩壊 | 259Rf | |
自発核分裂(SF) | |||||
264Sg | ‐ | 自発核分裂(SF) | |||
265Sg | ‐ | 7.4秒 | α崩壊 | 261Rf | |
266Sg | ‐ | 自発核分裂(SF) | |||
267Sg | ‐ | 自発核分裂(SF) | |||
α崩壊 | 263Rf | ||||
268Sg | ‐ | 30秒 | 自発核分裂(SF) | ||
α崩壊 | 264Rf | ||||
269Sg | ‐ | α崩壊 | 265Rf | ||
270Sg | ‐ | 10分 | α崩壊 | 266Rf | |
自発核分裂(SF) | |||||
271Sg | ‐ | 2.4分 | α崩壊 | 267Rf | |
自発核分裂(SF) | |||||
272Sg | ‐ | 1時 | 自発核分裂(SF) | ||
α崩壊 | 268Rf | ||||
273Sg | ‐ | 1分 | 自発核分裂(SF) |
不明。
1974(昭和49)年にアメリカのカリフォルニア大学 ローレンス・バークレイ国立研究所で、249Cfに18Oイオンを衝突させるという方法で作りだされた。製法は249Cf+18O→263Sg+4nである。263Sgの半減期は約1秒、α崩壊して257Noになるか、または自発的に核分裂を起こし崩壊する。
アメリカに先立つこと3ヶ月前、旧ソ連のドブナ原子核共同研究所(JINR)でも、207Pbや208Pbに243Amに54Crイオンを衝突させて作ったとされ、結果は259Sgであったと予想される。しかし1993(平成5)年にアメリカ側の発見が確認されたため、発見はアメリカとなった。
また後に、スイスのポール・シェラー研究所(PSI)により、他の同位体も作られた。248Cfに22Neイオンを衝突させるというもので、製法は248Cf+22Ne→266Sg+4nである。
シーボーギウムの名は、プルトニウムを合成したシーボルグにちなんで命名された。
不明。
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