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アメリカの化学会であるCAS(Chemical Abstracts Service)が、物質を識別するために付けた番号のこと。CAS番号、CAS RNとも。なおCAS RNは登録商標である。
CAS番号は、これを著している時点では最大10桁である。
二つのハイフンで区切られた三つの部分からなる。
左側は2〜7桁、中央は2桁で、一番右側はCAS番号が正しいかどうかチェックするための1桁の数字である。
番号は基本的に登録順の通し番号であり、物性などによって番号帯を分けたりはしておらず、番号に科学的な意味は持たせていない。
新しい物質を作り、その物質に対してCAS番号が必要な場合、日本では代理店である社団法人化学情報協会(JAICI)に依頼することで取得できる。この番号は物質の輸出入などに必要になることが多い。
なお、CAS番号情報は公開情報であるため、コンフィデンシャルによる登録は不可能である。従って、特許などを取得する予定であれば、出願が完了してから番号の請求をするべきであろう。
CAS番号の利用は有料である。
商用利用は、5000件を超える場合は有料となる。学術用途であっても毎年書類申請し認可が必要である。
こういった問題から他の化学物質構造データベースではCAS番号は除外されている。一物質に対するCAS番号の重複割り当てなどの問題も合わせて、CAS番号と他のデータベースとの連携は非常に困難となっている。
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