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病気の早期発見治療を主な目的に、疾病の有無に関わらず、身体を検査をするもの。特定の疾病を検査するものは検診と呼ばれ区別される。
()内は、成人男性の基準値の例である。年齢や身長・体重等で変化することもあるので、表記は参考値とする。健康診断結果報告書には、検査した人の基準値が必ず記載される。
一般健康診断では行なわず、人間ドックや、別途検査を依頼した場合のみの検査項目も含まれる。
計測器で計測する。
聴力の基準値は、年齢により変動がある。老齢ほど聞こえにくくなるため、基準値も高めに変化する(例えば40代では、上から基準値が+5dBとなる(500Hzなら35dB以下)など)。
通常は、1000Hzと4000Hzのみを25dBで検査する。
聞こえない場合は、難聴の基準である90dB程度まで音量を上げることが多いようである。
身体障害者福祉法では、両耳が70dB以上または、片方90dB以上もう片方が50dB以上で障害者6級と認定される。
肺活量計で計測する。一般健康診断では行なわない。
肺の容積や機能などを正確に調べるためにはスパイロメーターを使うが、若干安全性に懸念があり、一般健診でスパイロメーターを使うことは希である。
実際に血を抜いて検査する。一部、血液検査でないものも含むが、それは注記を入れる。
血液と尿の成分をみる。尿糖は尿検査で、それ以外は血液検査である。
一般健康診断や短期人間ドックでは空腹時血糖/尿糖と、HbA1c(NGSP)のみ調べる。それ以外は糖尿病の検査などをする際に行なう。なお、糖尿病かの診断は、血糖値とHbA1cを使う。尿検査での尿糖の値は糖尿病の判断基準ではない。
血液中のコレステロールや中性脂肪など脂質を測る脂質代謝検査。
一般健康診断や短期人間ドックでは総/HDL/LDLコレステロールと中性脂肪のみ調べる。
血漿中に存在する蛋白質を調べる。血漿中蛋白の多くは、アルブミンと、α/β/γの各グロブリンであり、これを検査する。
一般健康診断や短期人間ドックでは行なわない。
一般健康診断や短期人間ドックでは行なわない。
胃検診で実施する。略して「ペプシ」だがコーラとは関係ない。
一般健康診断や短期人間ドックでは行なわない。
出した尿を調べる尿検査である。試験管に採尿した朝一の尿を検査するのが理想的とされるが、病院で採尿する場合もある。学校検尿の場合、学校で採るのは無理があるので、家庭で朝一の尿を採って学校で回収するのが一般的。
尿沈渣とは、尿を顕微鏡で観る検査である。
一般健康診断では行なわない。短期人間ドックでは実施されることがある。
出した大便を調べる検査である。
一般健康診断では行なわれないが、潜血の検査は人間ドックで実施することがある。
心筋はじめ筋肉中の酵素を調べる。
一般健康診断や短期人間ドックでは行なわない。
一般健康診断で実施する検査は胸と腹部のレントゲン撮影で、年齢により(通常は35歳以上で)バリウム検査がある。
胸のレントゲン撮影である。
両側肺門リンパ節や肺、心臓などの炎症などを確認する。
「腹部単純X線写真」と呼ばれる、レントゲン撮影である。
近年は超音波検査やCTなどが普及したため、件数は減っているらしいが、検査の基本とされており今も重要視されている。
「バリウム」や「胃カメラ」などを実施する場合は実施しない。
大腸のX線検査である。
使う装置は胃のバリウム検査とおなじで、違うのはバリウムが口から入るか肛門から入るかである。
いわゆる「胃カメラ」である。
潰瘍やがんのほか、胃炎、あるいはピロリ菌感染などを調べることができる。
病院により、全身麻酔するところと、局所麻酔で患者に映像をライブ中継(?)するところとがある。
一般健康診断では、バリウム検査(通常は35歳以上で)の代わりに実施できることがある。
いわゆる「エコ-」。胆嚢、肝臓、腎臓、膵臓、脾臓などを見ることが多い。
一般健康診断では行なわない。短期人間ドックでは実施されることがある。
女性のみの検査。乳がん検診。
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