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尿の性質や、尿中に含まれる成分を調べ、病気であるかないかを診断する臨床検査。
以下が存在する(Dxxxは検査料の分類)。
検査に影響が出るため、ビタミンCを含む食品や清涼飲料水、製剤等は、検査前日から控えるようにする。
また尿は、出始めの尿は捨て、中間の尿を採るようにする。これは、出始めの尿は雑菌が多いためとされる。
1974(昭和49)年、学校保健法(現在は学校保健安全法)により学校検尿が義務化された。
小児の腎臓病の約半数は慢性の腎臓病である。早期発見により、悪化を防止したり、症状によっては治療も可能な時代となっていることから、早期発見のための検尿が行なわれている。
小・中学校などでは春頃に生徒の朝起きがけの尿(早朝尿)を家庭で採取し、学校で集めて検査機関で検査する。
学校検尿で発見される疾患の多くは慢性糸球体腎炎であり、この疾患は糸球体に慢性的な炎症が生じるため血尿や蛋白尿を認める疾患である。この腎臓病の中でも、特にIgA腎症が多く発見されている。
学校では一次、二次まで行なう。一次検尿では一般的な試験紙法で、尿蛋白、尿糖、潜血、尿pHの4項目を検査する。一次検尿で蛋白、潜血のいずれかが疑陽性(±)以上と判断された場合は要ニ次検尿、それ以外は一時検尿で終了である。
二次検尿では、試験紙法に加え、尿蛋白が疑陽性(±)の場合は比濁法(スルホサリチル酸等)を併用する。一次および二次いずれでも、潜血が疑陽性以上の場合、必ず尿沈渣が実施されることになっている。
二次検尿でも異常が見られれば医師による三次の精密検診が行なわれ、腎臓病が疑われた場合には腎臓専門医の診断・治療へと移ることになる。
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