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神奈川県横浜市から、東京都、埼玉県、千葉県を経由し、神奈川県横須賀市を経て再び神奈川県横浜市に戻る一般国道。このため「東京環状」と呼ばれる。
八王子市〜瑞穂町(?)、木更津市〜富津市、横須賀市内は2(一部3)車線、他は概ね4車線以上と比較的広いが、深夜以外は混雑していることが多い。他の多くの国道と異なり、昔の街道ではないため、当初は狭い道なども多かった。
横浜都心部や横須賀方面など広いところで実勢速度は50km/h(120km/hBeat)前後、その他狭いところで20km/h(48km/hBeat)〜40km/h(96km/hBeat)程度となっている。
かつて、千葉駅の南を経由する道路が国道16号で、京葉道路付近を通るのは国道16号バイパス、千葉バイパスであった。
2003(平成15)年6月4日に、このバイパスが国道16号の現道となり、周辺の道路は路線番号が変更になった。
これに伴い元の区間は旧道となり、穴川IC付近〜穴川歩道橋〜東千葉〜広小路交差点までは国道126号、広小路交差点〜千葉駅〜登戸交差点の国道14号との重複区間は国道14号の単独区間、登戸交差点〜中央区村田町 五十谷橋は国道357号へと、それぞれ変更された。
かつて、この広小路交差点は、日本でも数少ない「4方向で全て異なる国道が出ている交差点」であったが、現在では国道14号の終点と国道51号の起点ではあるものの、その意味での珍しさはなくなってしまった。
このため広小路交差点は、日本でも数少ない「4方向で全て異なる国道が出ている交差点」では、なくなってしまった。名実共にただの交差点になったのである(この時点で日本唯一となったのが梅田新道交差点)。
かつては道幅が狭く、線形もかなり悪かった。このような拡幅が困難な地域については、別経路でバイパスを造る作業が続いた。結果、多くのバイパスが造られた国道の一つとなっている。
バイパスが現道となると、基本的には元の区間は旧道となり、他の国道や県道、市道等に降格となる。しかし春日部〜柏の旧道にもなると、かつての区間が国道だったとは全く思えない道の連続となり、一部区間に至っては降格どころか通行止になっている箇所もある。
例えば、東名高速道路の横浜町田IC周辺を考えると、かつては、神奈川県横浜市の上川井ICから、国道16号現道直進方向、国道246号の目黒交差点を経由し、神奈川県大和市下鶴間までの区間が国道16号八王子街道だった。
後に大和バイパスなどが作られ、ICが作られ、そしてこのバイパスが現道となって以降、元の区間のうち、上川井IC〜目黒交差点が市道五貫目第78号線(市道八王子街道)、目黒交差点〜下鶴間までが神奈川県道56号目黒町町田線の一部となっている。
以下は、原則として「一般道の国道16号」について述べる。
自動車専用道路の国道16号については、各道路の項を参照のこと。
以下は接続順。交差点名不明なものは周辺地名、公知のものは県名略の市名併記。
旧道は多数あると考えられるが、判明しているもののみ。
バイパス開通と、現道の旧道化に伴い、二三度区間が変更しているものもあるが、(これを著している時点で)最新のもののみを記載する。
県境の川については、原則として起点に近い側に収載する(一部例外あり)。
峠はない。
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