国道122号

読み:こくどう・ひゃくにじゅうにごう
外語:R122: Route 122 英語
品詞:固有名詞

栃木県日光市を起点とし、東京都に至る国道。大都会から難儀な峠道まで、様々な顔を見せる道である。

目次

起点・終点

規制等

  • 制限速度: 未確認
  • 最低速度: 設定なし
  • 標識規制: 未確認

通称

  • 岩槻街道
  • 明治通り (王子駅前〜西巣鴨交差点)

バイパス

  • 神子内橋経由区間 (栃木県日光市足尾町)
  • 国道122号蓮田岩槻バイパス

重複区間

  • 国道120号 (起点〜栃木県日光市細尾町)
  • 国道353号 (群馬県みどり市大間々町大間々〜群馬県桐生市広沢町)
  • 国道50号 (群馬県桐生市広沢町4丁目〜只上交差点)
  • 国道354号 (群馬県館林市赤土町〜小桑原町)
  • 国道125号 (埼玉県羽生市大字砂山〜大字須影)

沿革

1953(昭和28)年に制定された時は、群馬県前橋市〜茨城県水戸市を結ぶ国道であった。これが1級国道の国道50号に昇格したため、1962(昭和37)年に現在の路線が国道に制定された。

また、多くの国道は東京側が起点となっているが、この道路では東京が終点となっている。

風景や状況

山間部

山間部は2車線しかないながら、車の通行量も歩行者も少ないため、高速道路さながらのペースで車が流れている。

足尾高校前から起点方向
足尾高校前から起点方向

足尾高校前から終点方向
足尾高校前から終点方向

わたらせ渓谷鐵道も付かず離れずで併走するようになり、また川も渡良瀬川へと名を変える。更に南下すると群馬県に入り、草木湖と草木ダムの横を通る。温泉のある駅「水沼駅」や道の駅で休憩が可能。更に南下すると風景は山から街へと変わる。

市街地

群馬県館林市に入ると東武伊勢崎線が併走するようになる。

埼玉県岩槻市では東北自動車道と併走。

西新井宿交差点(立体交差)で国道298号東京外郭環状道路と交差する。同位置にある川口JCTで外環道とも立体交差するが、国道122号とのアクセス道路はない。そして荒川を渡って東京都に入る。

接続する主な道路

旧道

細尾峠 足尾町側出入口前の看板
細尾峠 足尾町側出入口前の看板

1978(昭和53)年に日足トンネルが開通したことで交通は容易になったが、かつては細尾峠という峠道を超えねばならなかった。

現在、この細尾峠は旧道となったが、いまも朽ちかけた国道の標識が残されている。

沿道施設、観光地等

  • 東照宮 (栃木県日光市山内) (国道120号重複区間内)
  • 足尾高校 (栃木県日光市足尾町)
  • 足尾銅山 (栃木県日光市足尾町)
  • 草木湖 (群馬県みどり市東町草木)
  • 水沼駅温泉センター(せせらぎの湯) (群馬県桐生市黒保根町水沼)

特に温泉は、わたらせ渓谷鐵道の水沼駅にある。駅にある温泉は大変珍しい。

道の駅

沿道に道の駅は2つある。

  • 富弘美術館 (群馬県みどり市東町草木86番地) 0277-95-6333 (旧・勢多郡東村大字草木)
  • くろほね・やまびこ (群馬県桐生市黒保根町下田沢91番地4) 0277-96-2575 (旧・勢多郡黒保根村)

  • 細尾大谷橋 (大谷川)
  • 神子内橋 (神子内川)
  • 昭和橋 (利根川)
  • 鳩ヶ谷大橋 (新芝川)
  • 新荒川大橋 (荒川)

トンネル

  • 日足トンネル (日光市細尾町〜足尾町)

併走する鉄道

経由する自治体

栃木県
日光市
群馬県
みどり市 ‐ 桐生市 ‐ (みどり市 ‐ 桐生市) ‐ 太田市 ‐ 邑楽郡邑楽町 ‐ 館林市
埼玉県
羽生市 ‐ 加須市 ‐ 久喜市 ‐ 白岡市 ‐ 蓮田市 ‐ さいたま市 ‐ 川口市
東京都
北区豊島区

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