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高速自動車国道とあわせて全国的な幹線道路網を構成するための道路で、道路法第五条で定められている。現在、単に国道といえば、この一般国道を指す。
一般国道には番号が付けられており、正式には「一般国道1号」のように称され、一般にはこれは単に「国道1号」と呼ばれる。
道路法第五条では、「高速自動車国道とあわせて全国的な幹線道路網を構成し、かつ、次の各号の一に該当する道路で、政令でその路線を指定したものをいう。」として、次の5号が挙げられている。
道路法第五条二には「前項の規定による政令においては、路線名、起点、終点、重要な経過地その他路線について必要な事項を明らかにしなければならない。」とされ、一般国道の路線については政令「一般国道の路線を指定する政令」で規定される。
この政令は附則を除くと僅か一条しかない法律で、その文面のほぼ全ては「別表」として、全国道の大雑把な起点と終点と重要な経過地が記載されている。経由地は丁目まで書かれているが起終点は大雑把なので、必要に応じて恣意的な運用が可能となっていて、実際にそのように運用され道路は作られている。
この国道の路線番号は、1952(昭和27)年に一級国道として1から40、1953(昭和28)年に二級国道として101から244の3桁の番号がそれぞれ付けられたことに由来する。
その後、国道の重要性が増して整備の優先順位が等級では区別できなくなったため、1964(昭和39)年の道路法改正で一級国道、二級国道の区別がなくなって「一般国道」として統合されたのが、現在の一般国道の由来である。
但し、番号(路線名)はそのまま引き継がれたため、現在59から100までは欠番となっている。
一般国道になる直前の、旧一級国道は1〜57、旧二級国道は101〜226であった。
ちなみに国道58号は2桁だが、1972(昭和47)年の沖縄返還時に指定されているため、一級国道だったことは一度もない。
噂では、「沖縄県にだけ2桁の国道がないのはおかしい」といった理由で国道58号という番号が与えられたらしい。
ということで、将来日本の国土が広くなれば、国道59〜100号が出来るかもしれない。可能性としては、北方領土を無事に奪還した時に、ここの道路に2桁の番号が振られるだろう。奪還の可能性自体を議論の対象としないとすれば。
旧一級国道・旧二級国道の時代から、現在の一般国道の時代まで、道路は統廃合を繰り返しており、道路番号にはあき番が存在する。
このため、これら3桁の番号は現在では欠番となっている。
上にある「昇格」というのは、今は行なわれていないが、昔はあった。
当初は二級国道から一級国道への昇格ということが行なわれており、この時にはそれに近い区間に国道を指定してその番号を埋めていく、という運用が存在した(例: 国道122号、国道129号等)。
しかし、これだと混乱が生じたことも一級国道・二級国道の区別廃止の理由になったと考えられる。
1号から507号まであるうち、欠番となる48路線を除くと459路線が存在するということになる。
以下一覧は法律上の起終点である。既に存在しない自治体などもあるが、自治体名変更のたびに法改正はしないため、こうなる。そのような自治体は、現在の相当箇所の地名に読み替える。
59〜100は欠番。
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