京阪本線

読み:けいはん・ほんせん
外語:Keihan Main Line 英語
品詞:固有名詞

京阪電気鉄道の路線の一つ。

目次

基本情報

起点・終点

  • 起点: 淀屋橋駅
  • 終点: 三条駅

区間

  • 淀屋橋駅〜三条駅

沿革

  • 1910(明治43)年: 天満橋駅〜五条駅(現・清水五条駅) 開業
  • 1915(大正4)年: 五条駅〜三条駅 延伸開業
  • 1989(平成元)年: 磁気式プリペイドカード「Kカード」導入
  • 1999(平成11)年4月1日: スルッとKANSAI導入
  • 2004(平成16)年8月1日: PiTaPa導入
  • 2008(平成20)年10月19日: 中之島線が開業し直通運転開始。同日2駅について駅名改称(五条駅→清水五条駅、四条駅→祇園四条駅)
  • 2014(平成26)年4月1日: 駅ナンバリングの導入を開始(駅名標の更新は年末から翌年頃)

起点終点

京阪本線は、公的(鉄道要覧に記載)には淀屋橋駅を起点とする。

しかし運行上は京都・三条駅を起点としており、三条駅方向が上り列車となる。

なお、ほぼ全便について、三条駅から出町柳駅までの鴨東線と直通運転をしており、実質的に一つの路線となっている。

複々線

天満橋駅〜寝屋川信号所までが方向別複々線となっている。

中央の速達用の2本がA線、外側にある緩行線の各線をB線という。つまり、BAABと並んでいる。

だが、これによって熱心に増便するというわけでもなく、ここ近年では、優等列車の減便になるダイヤ改正が目立ち、2011(平成23)年5月のダイヤ改正では遂に大幅減便が敢行された。朝ラッシュ以外に複々線の路線容量を活用し切れていない状況である。

京阪的な複々線の利用方法は、複々線区間に駅を大量に作り、優等列車とそれ以外を明確に分離しながら、駅数で利用者を確保するというものであるらしい。

そもそも京阪は、土地が安く、金がある内に複々線化に成功したという意味で、ある意味で勝ち組であったのだろう。今はその過去の資産を持て余している贅沢な状態とも言える。

状況

列車種別

現行の列車種別は、速い順に次のとおりである。

  1. ノンストップ京阪特急 洛楽 (観光シーズンのみ運行)
  2. 快速特急
  3. 特急
  4. 快速急行通勤快急
  5. 急行・深夜急行
  6. 準急・通勤準急
  7. 区間急行
  8. 普通

種別の特徴

快速急行・通勤快急と区間急行は、天満橋駅から中之島線に入る。

区間急行は、京橋駅〜守口市駅までは急行運転だが、守口市駅から東は各駅停車である。

準急は、京橋駅〜守口市駅までは急行運転、守口市駅〜萱島駅も通過するが、萱島駅から東は各駅停車である。

駅の色

地下駅となる、七条駅以東は、駅ごとに色が決められている。列車内から見るだけだとどこの駅か分かりにくいが、色の帯が付けられているため、色を見るだけで駅が分かるようになっている。

  • 七条駅 ‐ 薄藤色(紫)
  • 清水五条駅 ‐ 青磁色(緑)
  • 祇園四条駅 ‐ ウコン色(黄色)
  • 三条駅 ‐ うすあけ(ピンク)色
  • 神宮丸太町駅 ‐ 水色

特急や快速急行などに乗っていると、乗換駅である三条駅とその手前の祇園四条駅の区別が(景観だけだと)しにくいが、色の帯が黄色かピンクかで判断できる。

なお、神宮丸太町駅は、正式には京阪鴨東線の駅である。

接続する主な路線

以下、(ラチ内)はラチ内乗り継ぎ可能なことを示し、記述の無いものは全てラチ外乗り継ぎとなるものを示す。

快特・特・快急・急・準は、それぞれ快速特急・特急・快速急行・急行・準急の停車駅を表わす。なお、普通は各駅(全ての駅)に停車する。

主な橋

  • (名称不明) 琵琶湖疎水
  • (名称不明) 琵琶湖疎水
  • (名称不明) 宇治川派流
  • (名称不明) 宇治川派流?
  • (名称不明) 東高瀬川
  • (名称不明) 宇治川
  • (名称不明) 木津川
  • (名称不明) 大谷川
  • (名称不明) 船橋川
  • (名称不明) 穂谷川
  • (名称不明) 天野川
  • (名称不明) 寝屋川
  • (名称不明) 寝屋川
  • (名称不明) 古川
  • (名称不明) 城北川
  • (名称不明) 寝屋川

主なトンネル

京橋駅から西側、天満橋駅・北浜駅・淀屋橋駅は、トンネル区間である。

主な峠

はない。

経由する自治体

京都府
京都市 ‐ 八幡市
大阪府
枚方市 ‐ 寝屋川市 ‐ 門真市 ‐ 守口市 ‐ 大阪市
関連するリンク
えきから時刻表 京阪本線
用語の所属
京阪電気鉄道
関連する用語
方向別複々線

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