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京阪電気鉄道の路線の一つ。
京阪本線は、公的(鉄道要覧に記載)には淀屋橋駅を起点とする。
しかし運行上は京都・三条駅を起点としており、三条駅方向が上り列車となる。
なお、ほぼ全便について、三条駅から出町柳駅までの鴨東線と直通運転をしており、実質的に一つの路線となっている。
天満橋駅〜寝屋川信号所までが方向別複々線となっている。
中央の速達用の2本がA線、外側にある緩行線の各線をB線という。つまり、BAABと並んでいる。
だが、これによって熱心に増便するというわけでもなく、ここ近年では、優等列車の減便になるダイヤ改正が目立ち、2011(平成23)年5月のダイヤ改正では遂に大幅減便が敢行された。朝ラッシュ以外に複々線の路線容量を活用し切れていない状況である。
京阪的な複々線の利用方法は、複々線区間に駅を大量に作り、優等列車とそれ以外を明確に分離しながら、駅数で利用者を確保するというものであるらしい。
そもそも京阪は、土地が安く、金がある内に複々線化に成功したという意味で、ある意味で勝ち組であったのだろう。今はその過去の資産を持て余している贅沢な状態とも言える。
地下駅となる、七条駅以東は、駅ごとに色が決められている。列車内から見るだけだとどこの駅か分かりにくいが、色の帯が付けられているため、色を見るだけで駅が分かるようになっている。
特急や快速急行などに乗っていると、乗換駅である三条駅とその手前の祇園四条駅の区別が(景観だけだと)しにくいが、色の帯が黄色かピンクかで判断できる。
なお、神宮丸太町駅は、正式には京阪鴨東線の駅である。
以下、(ラチ内)はラチ内乗り継ぎ可能なことを示し、記述の無いものは全てラチ外乗り継ぎとなるものを示す。
快特・特・快急・急・準は、それぞれ快速特急・特急・快速急行・急行・準急の停車駅を表わす。なお、普通は各駅(全ての駅)に停車する。
京橋駅から西側、天満橋駅・北浜駅・淀屋橋駅は、トンネル区間である。
峠はない。
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