長堀鶴見緑地線

読み:ながほり・つるみりょくち・せん
外語:Nagahori Tsurumi-ryokuchi Line 英語
品詞:固有名詞

大阪市営地下鉄の路線の一つ。

目次

基本情報

起点・終点

  • 起点: 大正駅
  • 終点: 門真南駅

区間

  • 大正駅〜門真南駅
    • 高速電気軌道第7号線

沿革

  • 1990(平成2)年: 京橋〜鶴見緑地駅間が開業 (鶴見緑地線として)
  • 1996(平成8)年: 京橋〜心斎橋駅まで延伸、長堀鶴見緑地線に改称
  • 1997(平成9)年: 全線開通

線形

大阪市を東西に結ぶ路線の一つ。

都市部は、中央線と千日前線の間を走る。

状況

他線と相互乗り入れをすることは考えられていなかったので、建設費の低減を目的とした設計がなされた。

また後発の地下鉄であり、既に多数の路線がある中で建設する必要があったため、地下深部を走っている。このため乗り換えやホームと地上間の距離が総じて長く、非常に不便になっている。

結果、小断面トンネルと小型車両(15.6m車体)を採用することになった。このため車内が非常に狭い。また急曲線、急勾配に対応するためにリニアモーター駆動方式が導入された。逆に、通常のモーターは積まれていない。

なお、更にあとに建設された今里筋線も、同様の仕様を採用した。

今後の計画

幾つかの延伸計画がある。

  • 運輸政策審議会答申第10号
    • 鶴町‐大正‐長堀通‐京橋‐鶴見緑地‐茨田(門真南)…→交野方面
  • 近畿地方交通審議会答申第8号
    • 鶴町‐大正

      大正から更に南西方向、つまり海方向の鶴町方面へと伸ばす計画。

      これにより、大正区に鉄道サービスを提供する計画である。

接続する主な路線

以下、(ラチ内)はラチ内乗り継ぎ可能なことを示し、それ以外はラチ外乗り継ぎとなるものを示す。

なお、徒歩で現実的な乗り換え可能駅であっても、乗り継ぎ扱いにならないこともある。

主な橋

はない。

主なトンネル

地下鉄である。

主な峠

はない。

経由する自治体

主な車両

  • 自社車両
    • 70系

大阪市営地下鉄では、路線や駅などに、個性的なキャラクターを設定している。

うち、長堀鶴見緑地線の路線としては、「つるみちゃん」と「ながほりザウルス」が設定されている。大阪市鶴見区のキャラクターである「つるりっぷ」と共に登場することが多い。

見た目としては、「ながほりザウルス」は口から顔の出る恐竜のかぶり物を着た男の子、「つるみちゃん」は黄色い帽子を被った、ただの女の子である。設定では、つるみちゃんが発見した卵からイタズラ好きな謎の恐竜「ながほりザウルス」が産まれたらしい。

関連するリンク
えきから時刻表 長堀鶴見緑地線
用語の所属
大阪市営地下鉄
地下鉄

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