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岐阜県岐阜市から長野県飯田市上村に至る国道。また、一部区間は酷道である。
現在、各地でバイパスが建設中である。途中、幾つもある峠越え箇所(峠道)はどこも交通の難所で、これらの改良として随時トンネルが通される等している。代表的なものを幾つか記す。
これを著している時点では、岐阜市岩崎より山県市役所前までと、ここから現道に至る区間が供用済みで、旧道は市道(?)および県道(?)に降格となっている。
山県市役所前〜現道区間も現在は国道256号の指定を受けているようだが、バイパス全通時には現道とあわせて県道などに降格となるものと見られる。
幾つもの集落を、峠を越えながら結ぶ道路である。
峠を越え東に至り、国道156号との接続付近(岐阜県郡上市八幡町相生)に至ると、舗装された綺麗な道路になる。
国道156号と接続する交差点と手前の橋。川は長良川。
峠区間には、いくつもの林道が接続されている。
なお「板取村」は現在、関市板取となっている。
終点付近の小川路峠は不通区間となっており、車は通行できない。
終点は国道152号との交差点と見られる。実際に、起点と思われる丁字路交差点の案内標識には、曲がると国道256号に行けるうような表示があるが、実際に曲がってもそこには国道256号はない。あるのは長野県道251号上飯田線である。県道と国道の重複区間というものは珍しく無いが、ここは重複さえしていない。
つまり、交差点付近で国道256号なのは、交差点の場所だけということである。
上飯田線を北上し上村清水までいくと、左手に国道256号が現われるが、この道路はいわゆる点線国道である。
上村側入口は既に獣道と化しており、乗用車はもちろん、バイク、自転車ですら進入は不可能、徒歩でも進入は殆ど不可能という状態である。
完全に放置された状態の国道256号であるが、すぐ北に国道474号三遠南信自動車道の矢筈トンネルが開通した。
国道474号も他区間はまだ開通していないが、国道474号と国道256号のどちらに力(予算と人員)を注ぐべきかを考えれば国道474号という答えが出るのは自明で、当分の間(あるいは半永久的に)国道256号は放置される可能性が高い。
沿道に道の駅は7つある。
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