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JR西日本のICカード乗車券の愛称。ソニーが開発したFeliCaシステムを採用している。
2003(平成15)年11月1日より、大阪近郊のアーバンネットワーク253駅にて導入を開始した、ICカード乗車券である。
効力などはJR東日本のSuicaとほぼ同等だが、ICOCA定期券では特急券を別に買い足しても新幹線には乗れない。
対抗は私鉄のPiTaPaである。PiTaPaはポストペイ(後払い)方式だが、ICOCAも将来的にこの方式の導入を検討しているとされる。
「ICOCA」はJR西日本の登録商標である。
ICOAの名は、「IC」と「行こか」から来ているものと思われ、英語は後からのこじつけである。そして「ICOCAで行こか」というキャッチコピーが使われている。
ちなみに、アクセントは「イ↑コ↓カ↓」であり、関東のSuicaと同様の頭高アクセントである。
大阪弁では、3拍名詞は中高アクセントになることが多い。また、3拍名詞における東京式アクセントの↑↓↓は、大阪弁では↓↑↓または↓↓↑に対応することが多いのだが、イコカのアクセントはこれに従わず東京式アクセントとなっている。
理由は定かではないが、「ICOCAで行こか」を大阪弁で、かつ各々を区別するよう発音するとなると、ICOCAを頭高アクセント、行こかを平板アクセントにせざるを得ず(「イ↑コ↓カ↓で↓行↑こ↑か↑」)、結果ICOCAは頭高アクセントとなったのではないかと考えられる。なお、実際は定かではない。
今後の予定
発行枚数は2005(平成17)年11月時点で約213万枚である。
マスコットキャラは「カモノハシ」で、「カモノハシのイコちゃん」という名前が付けられている。青い体に黄色いくちばしが特徴。作画はまんが家の夏野ひまわり氏とされる。
なお、この名前は当初は「イコカモノハシ」などとされていた。
関連するキャラに、「SMART ICOCA」の「スマートイコちゃん」(銀色)、「こどもICOCA」の「イコ太」と「イコ美」(黄色)がいる。
窓口などでの購入も可能だが、自動券売機でも販売されている。販売価格は次の通りで、うち500円がデポジットである。
当初は2,000円しかなかった。2015(平成27)年4月以降、機能改修された自動券売機(ピンク色の券売機)で様々な額面のカードが販売されている。
なお、こどもICOCAは自動券売機では購入できず、窓口で2000円のみとなる。SMART ICOCAも入手には専用の申し込みが必要である。
自動券売機などでチャージできる。クレジットカードと紐付けされているSMART ICOCAであれば、現金がなくてもチャージできる。
2015(平成27)年6月現在、チャージ可能な額面は次の通りであり、1000円未満チャージは対応していない。
ICOCAは、次のエリアで利用できる(順不同)。
交通系ICカード全国相互利用開始前から、PiTaPaと、Suica/TOICA/SUGOCAとは相互利用をしていた。
また綾瀬問題としても知られる東京メトロ千代田線の北千住〜綾瀬の常磐線各駅停車でもICOCAは利用できる。
ただし、異なるエリアに跨っての利用(例:近畿圏エリアで入場して、首都圏エリアで出場する。)は出来ない。
主な状況等。
大別して、次の種類が発売されている。
(通常の)ICOCAは、みどりの窓口、またはICOCA対応の自動券売機で販売されている。
通常のICOCAは自動券売機で購入するのが一般的。額面は2000円が標準で、500円のデポジットを差し引いた1500円があらかじめチャージされている。
2005(平成17)年2月頃から、最低1000円(デポジット500円)から購入可能な券売機の設置も始まっている。
ICOCAには有効期限が設定されており、最後に利用してから10年間である。
カードが不要になった場合は、みどりの窓口で返却する。この際、カードのデポジット(500円)が払い戻される。
10年間利用されなかったICOCAは失効し、チャージされた額やデポジットも返金されないので注意が必要である。
ICカードならではの特徴として、使い捨てでは無い点がある。ICOCAでは、上限2万円まで、自動精算機や自動券売機などで繰り返して何度でもチャージして利用する事ができる(但し一回のチャージは最大1万円まで)。
また、ICOCA定期券ではJスルーカードと機能が融合しているため、定期区間外への乗り越しや、区間外からの乗車の場合でも(チャージ残金が足りれば)自動で精算が完了するので、精算機などの精算や切符の購入が不要となる。
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