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ICであるため従来の磁気カードと比べて格段に大容量で、また非接触なのでカードを取り出す手間も省ける。
電波の有効範囲は技術的には1m〜2m程度まで可能だが、誤作動や混信を避ける為、通信距離10cm程度のもの(近接型)が主流である。この程度の距離でも、定期入れなどに入れたまま使用するには充分である。
大きく、電波の強さにともなう通信距離に応じて、次の4種類がある。
通信距離は長ければ良いというものではなく、カードの誤認識などを避けるために需要に応じた距離で使われる。乗車券や電子マネーとして広く使われているのは、このうち近接型である。
旧来の磁気式に代わるストアードフェアカードや定期券に採用されており、日本国内ではソニーのFeliCaがJR東日本のSuicaなどとして使用されている。
定期券などに必要な情報のほかに、利用ポイントのような付加価値を付けることも容量的に可能であり、実際にSuicaでは「Suicaポイント」なるサービスも行なわれている。
一人一枚持てば様々な用途に利用できるとあって導入には大きな期待が寄せられているが、現時点では一枚一機能程度でしか使われていない。
ISO/IEC 14443のType A/Type Bと、日本のFeliCaの三種類が使われている。
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