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東京地下鉄(東京メトロ)の路線の一つ。都市計画2号線。
区間は中目黒〜北千住。
主要経由地は銀座、秋葉原など。
以下、(ラチ内)はラチ内乗り継ぎ可能なことを示し、記述の無いものは全てラチ外乗り継ぎとなるものを示す。
なお、※を附したものは、十分乗り換え可能だが運賃上は乗り継ぎ扱いにならないもの。
2000(平成12)年3月8日09:00(@041)頃、中目黒駅付近で脱線事故が発生し対向列車に衝突、乗客5人が死亡、60人以上が重軽傷を負うという大惨事が発生した。
中目黒駅に近づいた下り列車は減速しつつ、やや上り坂で急な左カーブを曲がる。この時、8両編成の最後の車両が脱線、そのまま引きずられて走行、対向してきた上り列車に衝突してしまった。しかし、現場には転轍器(ポイント)もなく脱線するような要素が無かった。ただ、当時は護輪軌条がなく、脱線を防ぐことが出来なかったのである。この事故を契機として半径200m以下のカーブに護輪軌条を取り付けるよう運輸省(当時)から通達が出されることになった。
結局、この日は一日不通となったが、現場のレール約70mに護輪軌条が取り付けられ、翌日2000(平成12)年3月9日、始発前に試験車両が走った後、始発から運転が再開された。
原因究明は難航を極めたが、コンピューターによるシミュレーションなどで脱線のメカニズムの解明を進めた結果、車輪にかかる荷重、輪重(りんじゅう)の不均衡を柱とする複数の要因が同時に作用したため、カーブで車輪が浮き上がり脱線に至ったものと判明した。この事件以降、各鉄道事業者は輪重管理を厳格化することになった。
営団地下鉄の当時の寺嶋潔総裁は2000(平成12)年6月27日、事故原因調査の中間報告がまとまったことを受け二階俊博運輸相に辞表を提出し受理され、引責辞任した。
また事故後、事故車両を製造した住友金属工業製の車両の台車から次々と亀裂が見つかるなどしている。車両側にも何らかの問題があったのだろう。
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