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Linuxカーネルのうち、バージョン2.4系であるもの。
Linux 2.4.xの後継として登場したバージョンである。
主として2001(平成13)年から2003(平成15)年にかけてリリースされた(サポートは2011(平成23)年まで)バージョンが、Linux 2.4.xである。
後継はLinux 2.6.xである。
Linuxのバージョン番号の更新と、大きな仕様変更とは必ずしも密接な繋がりはない。
ゆえに、バージョン2.4としての基本コンセプト、あるいはバージョン2.2との差、バージョン2.6との差、といったことを一言で表わすことは難しい。
一部については不明のため略ししている。
略
Linux 2.2に対する2.4の強化点は次の通り。
Virtual File System(VFS)の改良により、2Giバイト以上の大きさのファイルが扱えるようになった。
同時に使用可能なプロセス数が、メモリーの利用状況に応じて可変となった。なお、2.2では標準で512、最大4096であった。
また、メモリーも最大64Giバイトまで対応した。
カーネルを経由せず、アプリケーションから直接デバイスにアクセスできる。
ReiserFS、ext3等のLinux独自のジャーナリングファイルシステムに加え、次のようなものが標準搭載される。
XFree86 4.0.xから対応したハードウェア3Dグラフィックアクセラレーション機能、DRI(Direct Rendering Manager)の、カーネル側機能。
複数のボリュームを、仮想的な一つのボリュームとして扱う機能。
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