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松下電器産業(現・パナソニック)、米SanDisk、東芝3社により共同開発されたメモリーカード規格。
SDメモリーカードは、マルチメディアカード(MMC)の拡張規格として開発された、上位互換仕様である。
マルチメディアカードに2ピン追加し、信号ピンの使い方を変更することで高速化した。
厚みが異なるが、従来の7ピンの位置は変更されていないため、両方のカードに対応させることも容易。このため、SDメモリーカード用スロットでMMCを利用することができる。媒体の厚みの関係から、その逆はできない。
メモリーカードとしては、これを著している時点で最も普及しているタイプである。
デジタルカメラ、ビデオカメラ、携帯電話機、パーソナルコンピューターなどで広く使われている。
SD Association(SDアソシエーション)が設立されている。
サイズは32mm×24mm×2.1mm。約2g。
マルチメディアカードとの大きな違いは厚みである。
最初のSDカードは、仕様上では最大2Giバイトまで対応可能だった。実際には規格外だが4Giバイトの製品も市販されている。
これ以上の容量は、後継となるSDHCやSDXCで導入されている。
USBなどに接続して用いるメモリーカードリーダーが様々に市販されている。
コネクターは裏側に付けられた9ピン。マルチメディアカードより2ピン増えており、一番外側のそれぞれが追加ピンになる。見て分かるように、いかにも取ってつけたような配置になっているのが、後からの拡張であることを裏付けている。
転送速度は2〜20Mバイト/秒程度。インターフェイスはシンプルなシリアルバスインターフェイス。
SDカードの歴史の中で、次のようなバス物理仕様が作られた。
最初のSDメモリーカードの物理層規格(Physical Layer Spec)はVer 1.01だが、これはデータ通信クロック(SDCLK)が最大25MHzだった。
Ver 1.10で倍速の50MHzのHigh Speedの規定が加わるが、一般的にはVer 2.00のHigh Capacityカード(SDHC)と共に、2.00から高速化されたものとして扱われている。
様々な動作モードがあり、モードごとにピンの使い方が若干違う。
MMCモードでは、カードごとに固有の相対アドレス(RCA)が割り当てられ、そのRCAを指定してカードを選択しアクセスする。クロック、コマンド、データの3線で通信し、データとコマンドは双方向である。
SPIモードでは、CS(チップセレクト)信号線でカードを選択する。チップセレクト、データイン、データアウト、クロックの4線で通信するが、全て単方向である。
1ビットSD/4ビットSDの各モードでは、クロック、コマンド、データ[0-3]の3線または6線で通信する。
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