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Mozilla Foundationが開発しているWebブラウザー。
バージョン1.0が公開されてから最初の1ヶ月で全世界で1000万ダウンロードを記録するなど、Mozilla Foundationの予想をはるかに超えた人気を得ることとなった。
これは、頻発するInternet Explorerのセキュリティホール報告などにより予備のブラウザーを用意しておこうと考えている人や、MicrosoftがWebブラウザーを完全独占することで利益を吸い上げるというその腹黒い意図を嫌う人が多かったことを示していると考えられる。
バージョン3.0では24時間ダウンロード数のギネス記録に挑戦となり、全世界で同時リリース、結果800万ダウンロードを記録した。
但し、Mozilla FirefoxもInternet Explorerと大差ない、深刻なセキュリティホールを度々発生させている。例えば、Firefox 3.0の場合は正式リリースから約5時間後に、深刻な脆弱性(ゼロデイ脆弱性)が確認された。
Firefoxは、回を重ねるごとに熱心なユーザーを減らしていった。
これまで、人心を失うようなことしかしていない。
36まで。以降も継続してリリースされている。
その機能面や、ソースが入手できるという点から、現在はLinuxやUNIX系OSにおける標準的なWebブラウザーとなっている。
最初のバージョン0.1はPhoenixと呼ばれた。
商標上の問題でバージョン0.6からFirebirdに改名された。しかしこれも商標上の問題があることが分かり、バージョン0.8からMozilla Firefoxへと名称が変更された。
ちなみに、Phoenixとは不死鳥ないし火の鳥、Firebirdも同義であったが、Firefoxはレッサーパンダの意である。つまり、キツネではない。
しかしながら、Firefoxのアイコンやロゴは、誰がどう見ても「地球を包み込むキツネ」である。また日本産まれのマスコットキャラ「フォクすけ」は、そのまま「尻尾が燃えるキツネ」である。確かにfireなfoxである。
更に新しいバージョンもリリースされる予定である。
↑これ以降、リリース期間を6週間ごとから6〜8週間ごとに延長
以降はリリース済み
WebRTC利用したコミュニケーション機能を搭載。
OpenH264でITU-T H.264に対応。
Android版は、Chromecast と Roku へのストリーミング転送に対応。
33.1では、履歴を素早く削除する「忘却ボタン」、プライバシーに配慮した検索サイトDuckDuckGoの追加など、プライバシー機能の強化がなされた。
HTTPキャッシュ(v2)が標準で有効となった。
右クリックメニューが変更され「戻る(B) 進む(F) 更新(R)」がなくなりアイコンに変更されたため、キーボードでの操作が不可能となり操作性が悪化した。
32.0.3をもってサポートは終了した。32.0.4に相当する次の版は、33.0である。
Firefox 24に続く、長期サポートESR(Extended Support Release)版のESR31が提供される。
新しいタブを開くと画面に検索ボックスが表示される機能を追加。
プラグインがホワイトリスト方式となった。サイドバーを表示するボタンを追加。
30.0をもってサポートは終了した。30.0.1に相当する次の版は、31.0である。
マイナーアップデートがなかった。
新たなUIである「Australis」を導入してUIの大規模な変更を実施し、ますますChromeのパクリのようになった。
Australisでは、従来画面下部に表示されていたアドオンバー(Addon bar)が完全廃止された。殆どのアドオンはこの仕様変更への対応として、URL欄右側にアイコンを表示させる方法に対応している。
ただ、URL欄右側のような目立つ場所に表示させていては邪魔になるようなものは一番下に表示されていたほうが利便が良いこともあるため、アドオンを使うことでFirefox 29以降でもアドオンバーを復元できる。例えば「The Addon Bar (restored)」などのアドオンが公開されている。
また、Firefox for Android 29から、AndroidでFirefox OSアプリの動作が可能となった。
29.0.1をもってサポートは終了した。29.0.2に相当する次の版は、30.0である。
画像が大量にあるページに対する表示速度が大幅に改善された。
26.0をもってサポートは終了した。26.0.1に相当する次の版は、27.0である。
マイナーアップデートがなかった。
Firefox 17に続く、長期サポートESR(Extended Support Release)版のESR24が提供される。
「右側のタブを閉じる機能」を追加。
OS X用は、OS X 10.7以降で採用された新しいスクロールバーに対応。
Android用は、WebRTC、NFC(Android Beam)の対応が開始された。
ESRの後継はFirefox 31(ESR31)である。
XSSを防止する標準、CSP 1.0に対応。
SSLと非SSLが混在するサイトで、SSLサイト内の非SSLコンテンツを、デフォルトでブロックし非表示にする。
サードパーティーCookieを拒絶する機能がデフォルトでONとなる。
blink要素とCSSのtext-decoration: blink;が、このバージョンから廃止された。1995(平成7)年リリースの「Netscape Navigator 2.0」に搭載されたMozilla独自機能であったが、Firefox 22を最後に18年の歴史に幕を下ろしたことになる。
ロゴやアイコンが、立体的なものから、のっぺりしたものになった。
23.0.1をもってサポートは終了した。23.0.2に相当する次の版は、24.0である。
サードパーティーCookieを拒絶する機能が搭載される(デフォルトはOFF)。
Webブラウザー上でリアルタイムコミュニケーション(RTC)を可能にするためのフレームワークである「WebRTC」プロトコルに対応した。
JavaScriptのサブセット言語「asm.js」を搭載。asm.jsは最適化可能な言語仕様で、対応環境では高速に実行でき、asm.js未対応でも通常のJavaScriptと完全互換であるためそのまま実行できる。
22.0をもってサポートは終了した。22.0.1に相当する次の版は、23.0である。
マイナーアップデートがなかった。
トラッキング拒否設定「Do Not Track」で3段階の設定が可能となった。
21.0をもってサポートは終了した。21.0.1に相当する次の版は、22.0である。
マイナーアップデートがなかった。
Firefox 10に続く、長期サポートESR(Extended Support Release)版のESR17が提供される。
クリックするまでFlash広告などが表示されないようにするためのClick to playの強化、Social API、ロケーションバーの変更などが導入されたバージョン。
ESR版は17.0.11が最後で、ESRの後継はFirefox 24(ESR24)である。
インクリメンタルガーベジコレクション搭載。マウスクリックやキー入力の反応の高速化や、大量のデータを処理し続けるWebアプリケーションのゲームやアニメーションなどが滑らかになることが期待される。
16.0.2をもってサポートは終了した。16.0.3に相当する次の版は、17.0である。
Windows版の更新時、ユーザーアカウント制御(UAC)のダイアログが表示されない仕組みが導入されたバージョン。
Windows 2000に対応する最後のバージョンである。
12.0をもってサポートは終了した。12.0.1に相当する次の版は、13.0である。
マイナーアップデートがなかった。
Firefox Syncを拡張し、アドオンの同期機能が実装されたバージョン。
11.0をもってサポートは終了した。11.0.1に相当する次の版は、12.0である。
マイナーアップデートがなかった。
主として操作性の改善に注力したバージョン。
高速リリースサイクル導入以降、この版で初めて長期サポート版が提供されるようになった(その前の事実上の長期サポート版はFirefox 3.6)。
ビジネス向けに、長期サポートESR(Extended Support Release)版のESR10(Firefox 10.0esr)が提供されている。
10.0.2をもってreleaseチャンネルでのサポートは終了した。10.0.3に相当する次の版は、11.0である。Mobile版は10.0.5が最後で、次はFirefox for Android 14.0である。
ESR版はFirefox 18と共にリリースされた10.0.12が最後で、ESRの後継はFirefox 17(ESR17)である。
JavaScriptエンジンの改良。型推論を導入し、推論された型情報でJägerMonkeyのJITコンパイラーを活用することで高速化に寄与、一般的なサイトで2割から3割程度の速度向上となる。
9.0.1をもってサポートは終了した。9.0.2に相当する次の版は、10.0である。
2011(平成23)年6月21日にリリースされた。次の6は8週間後、以降6週間ごとにリリースし、年内に「9」までバージョンをあげて他への対抗力とするなる方針「高速リリースサイクル」導入を表明した。次々とメジャーバージョン番号を上げているGoogle Chromeへの対抗措置と見られる。
CSS Animationサポート、Linuxデスクトップ環境との統合、Canvas/JavaScript/メモリー/ネットワーキングのパフォーマンス強化、WebGLでのクロスドメインテクスチャの無効化、機能追加および仕様変更がなされている。
5.0.1をもってサポートは終了した。5.0.2に相当する次の版は、6.0である。
Gecko 2.0の実装により、HTML5対応など機能の改善が図られたバージョン。開発コードネームは「Minefield」。JavaScriptエンジンにJägerMonkeyが導入された。
このバージョンから、Mac OS X版はPowerPC版の公式サポートがなくなり、公式にはIntel CPU版のみとなった。
各タブごとに別々のプロセスを割り当てるOoPPも対応。UI共々、Google Chromeのパクリのようなブラウザーとなった。
4.0.1をもってサポートは終了した。4.0.2に相当する次の版は、5.0である。
2010(平成22)年前半に完成版を公開予定としていたが、開発が中止となった、内部的な改良をする版。
Flashなどの動作を別プロセスで行なうことで、プラグインで問題が起きてもブラウザ自体は守られる予定だった。
レンダリングエンジンであるGeckoはバージョン1.9.3である。
Firefox 3.7で実現する予定だった機能のうち、Flashなどの動作を別プロセスで行なう機能OoPPはFirefox 3.6.4で取り込まれ、UIの変更はFirefox 4.0で取り込まれた。
Firefox 3.5の後継。開発コードネームは「Namoroka」(マダガスカル共和国にあるナモロカ国立公園)。
表示テーマ「Persona(ペルソナ)」機能搭載(いわゆるスキン機能)や、新Web用フォントフォーマット「WOFF」対応などの新機能の他、JavaScriptエンジン「TraceMonkey」の改良で高速化、起動高速化などの改良がある。
公式では、PowerPC版Mac OS Xに対応する最後のバージョン。これ以降のPowerPC用は非公式になる。
当初は2009(平成21)年中に公開予定だったが、若干遅延し2010(平成22)年1月に公開された。なお、3.6.1と3.6.5は存在しない。
レンダリングエンジンであるGeckoはバージョン1.9.2である。
2012(平成24)年4月23日にサポートを終了した。3.6.28が最後のバージョンとなった。後継となる最新はFirefox 12、長期サポート版はESR10である。
Firefox 3.0の後継で、マイナーバージョンアップ版。開発コードネームは「Shiretoko」(日本の国立公園である知床)。
レンダリングエンジンであるGeckoはバージョン1.9.1である。
当初は2008(平成20)年の年末に公開予定だったが、仕様が大幅に変わったため延期された。また作業量が思いの外多かったため、β3までは3.1だが、β4以降は3.5となった。
このバージョンの特徴は、新JavaScriptエンジン「TraceMonkey」採用や、HTML5対応などである。
3.0から3.5になって最も変化したのは、クラッシュの発生頻度である。理由として、ウェブベースのマルウェアの攻撃やFlashによる問題があるとしており、この問題の解決はFirefox 3.7として開発されていた機能の実装以降である。
3.5は2010(平成22)年8月までのサポート予定だったが、若干延長された。3.5.19が最後のバージョンとなった。
改良版。開発コードネームは「Gran Paradiso」。
レンダリングエンジンであるGeckoはバージョン1.9.0である。
従来のバージョンの4桁表示は無意味だった(3桁目が0以外になることが無かった)ため、バージョンは3桁表示(3.0.*)に変更された。
3.0.19をもって、Mozilla FoundationはFirefox 3.0のサポートを終了した。
拡張性を高めたバージョン。Netscape Navigator 9のベースにもなった。開発コードネームは「BonEcho」。
レンダリングエンジンであるGeckoはバージョン1.8.1である。
2.0.0.20をもって、Mozilla FoundationはFirefox 2のサポートを終了した。
開発コードネームは「Deer Park」。アルファ版はFirefox 1.1とされていたが、リリースの遅れ等から途中のバージョンを飛ばし、ベータ版では1.4、最終的に「1.5」に変更された。
Intel Macへの対応のほか、自動アップデート機能、高速化、ドラッグアンドドロップでのタブ順序入れ換え、ポップアップ遮断機能の改善などが盛り込まれている。
但し、1.5.0.2以降のバージョンは、Windows 98 SEやWindows Meにインストールしたら最後、正常にアンインストールできなくなるバグが存在する。
レンダリングエンジンであるGeckoはバージョン1.8.0である。
1.5.0.12をもって、Mozilla FoundationはFirefox 1.5のサポートを終了した。
Firefox最初のバージョン。Netscape Browser 8のベースにもなった。開発コードネームは「Phoenix」。
レンダリングエンジンであるGeckoはバージョン1.7である。
1.0.8をもって、Mozilla FoundationはFirefox 1.0のサポートを終了した。
1.0になる前のバージョンと、1.0のリリース候補バージョンである。
Firefox 5以降、メジャーバージョンアップを早めたのは、Microsoftから送られてくる「ケーキ」を食べたいから、という噂がある。
この「ケーキ」は、Internet Explorerの「e」のマークのついた特別製のケーキである。じっくりバージョンアップしていた初期の頃はかなり大型のものが送られてきていたが、バージョンアップを早めてからは、目に見えて小さくなってしまった。インフレリリースになってからも律儀に送っているらしい。
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