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Mozilla Foundationが開発したWebブラウザー、Mozilla Firefoxのバージョン7。
Mozilla Firefox 6の後継として登場したWebブラウザーである。
使用メモリー量の削減、起動時間短縮、Sync機能の同期高速化、Canvasグラフィックス処理の高速化など、パフォーマンス面での改善が行なわれている。
レンダリングエンジンであるGeckoはバージョン7.0である。
Firefox 6に対し、多くの場合で2%以上、最大で50%削減される。
Firefoxのメモリー使用量削減プロジェクトMemShrinkにより、メモリー断片化が生じないようJavaScriptオブジェクトのメモリー管理方法の変更、および時間ベースでのガベージコレクションが確実に行なわれるよう不具合の修正などをした成果である。
WindowsとLinuxにおいて、Firefoxの動作に必要なライブラリを先読みすることで起動時間を短縮する処理が組み込まれた。
公称で最大50%の起動速度短縮とされる。
Firefox 4から搭載された、他のパーソナルコンピューターやAndroid端末のFirefoxとユーザーデータを自動同期する機能がFirefox Sync機能である。
ブックーマークが追加される都度、あるいはパスワードが保存される都度、すぐに同期処理が実行されるようになり、ユーザーデータの同期に要する時間が短縮された。
GPUを活用した高速化はFirefox 4から導入された。
しかし、Firefoxが採用しているマルチOS対応APIのCairoでは高速化に限界があるため、新規に、高速でかつWindows以外でも利用できる新APIを定義するAzureプロジェクトが進められている。
Firefox 7からは、その成果の一部として、Windows版でのHTML5 Canvas処理にのみAzure APIが導入された。Webアプリケーションにもよるが、公称で数倍以上高速化されたとしている。
Firefox 6からはロケーションバーのドメイン名強調表示が開始されたが、Firefox 7では前代未聞、http:// の省略表示が開始された。
httpsなど他のプロトコルとの見間違いを避けるためとされているが、使用中のプロトコルが表示されないなどというのは非常識極まりない。
表示するよう変更するためには、次のようにする。
以上で、http://も常時表示されるようになる。
CSS3のtext-overflowプロパティの値として、"ellipsis"に対応した。
固定サイズのブロック中の文字列が長すぎる場合、入る範囲で切り取るだけではなく、最後に省略の「…」を表示することができる。
Firefox 6ではセキュリティ問題対策済みのWebSocket(ietf-07)だったが、Firefox 7では仕様変更版(ietf-10)に対応した。
Firefox 3.6から対応したabout:memoryのページは版を重ねるごとに改良されている。
Firefox 6ではツリー表示になったが、Firefox 7では更に、各コンポーネントごとのメモリー使用量をツリー形式で確認できるようになった。
ここで表示されるうち、heap-unclassifiedで示される領域は「ダークマター」と称され、使途不明な上に、かなりの容量を占めている。この問題の正体の一つがjemallocのメモリアロケート時に発生する未使用領域であることがNicholas Nethercote氏によって報告され、調査および改善に取り掛かることになった。将来のバージョンでは、このダークマターは大幅な減量をするものと見込まれる。
Webページのパフォーマンス分析機能。
Webコンソールの起動前に呼び出した場合でも、console.log()のログメッセージが記録されるようになった。
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