ア | イ | ウ | エ | オ |
カ | キ | ク | ケ | コ |
サ | シ | ス | セ | ソ |
タ | チ | ツ | テ | ト |
ナ | ニ | ヌ | ネ | ノ |
ハ | ヒ | フ | ヘ | ホ |
マ | ミ | ム | メ | モ |
ヤ | ユ | ヨ | ||
ラ | リ | ル | レ | ロ |
ワ | ヰ | ヴ | ヱ | ヲ |
ン |
A | B | C | D | E |
F | G | H | I | J |
K | L | M | N | O |
P | Q | R | S | T |
U | V | W | X | Y |
Z | 数字 | 記号 |
擬人化された艦隊を育成するという趣旨の、成人向けフルボイス艦隊育成シミュレーションゲーム。開発は角川ゲームス、運営はDMM.comである。
親会社がKADOKAWAであることに加え、そのKADOKAWA自身が昭和から続くメディアミックス展開戦略の先駆者であるため、艦これにおいても、過去に培ったメディアミックスのノウハウが遺憾なく発揮されている。
アニメ情報誌のピンナップや表紙に始まり、ステーショナリーグッズやイメージ衣類、付録のドラマCD、極めつけのアニメ化決定など、これを執筆している2014(平成26)年5月現在もメディアミックス市場はなおもインフレーション中である。
2014(平成26)年5月現在。
角川傘下の出版社も含めて、各社から別々にコミックアンソロジーが発売されている。名前が紛らわしい上に、書店によって在庫の偏りがあるため、注意が必要。
そのほか、艦これを特集した情報誌やムックも存在するが、ここでは割愛する。
KADOKAWA主体ではないが、コラボレーションのような形で、プラモ専業各社が実物の艦の模型に艦これの特典を足して売り出すなどしている。特典は特典でありがたいが、特典のためだけに買う人はあまりいない。
「今まで無名だった艦の模型が売れる」など、艦これの影響と思わしき現象が見られる。同様の現象はアニメ作品『ガールズ&パンツァー』における戦車模型でも起きたことがある。
実物の艦船に興味をもつきっかけや動機を作り出したのは、艦これがもたらした、思いがけない功績の一つと言える。
ねんどろいどなどから、フィギュアやチャームといったものが様々販売されている。
艦娘はもちろんだが、そのほかで人気が高いキャラに「連装砲ちゃん」がいるらしく、グッズが多い。
艦種は史実に準じているが、まれに異なることがある。また、艦娘の見かけの年齢は史実における同艦の排水量や大きさと関連がある。
ゲーム内においては、それぞれの艦種の特性を生かした采配をすることが「提督」には期待されている。
艦は例として一部記載。注釈はファン設定を含む(2014(平成26)年5月現在)。
強力な砲撃で敵を抑え込む艦隊のエース。燃費は悪い。
艦載機を主力に戦う縁の下の力持ち。ボーキサイトを消費する。
砲雷撃のバランスが良く、そこそこの装甲もありオールマイティに任務をこなす。
重巡と駆逐のいいとこ取りをしたような艦種。序盤マップの攻略や遠征には心強い仲間。
火力より雷装に長けている。小さいため敵の攻撃を回避しやすく、修理に必要な資源も少ない。燃費も良い。
全体的な性能は海軍系の艦娘に軍配が上がるが、愛でる分には一切問題ないのは明白である。
アイテム屋さんこと明石を旗艦にしておくと、小破以上のダメージをゆっくりと直してくれる。
公式での艦娘の数え方は「N隻」だが、ケースバイケースや好み、あるいは信念で「N人」でカウントしても問題はない。
出撃にて、HPが0になると「轟沈」。いわば死亡であり、どう足掻いても生き返らせることはできない。ブラウザーを閉じても無駄である。
一般的なRPGのように、1回の戦闘で一気にHP0(轟沈)まで持っていかれることはない。ただし、ダメージ分類「小破」「中破」「大破」のうち大破の状態で進撃した場合に轟沈の可能性が出てくるとされる。
したがって、ダメージを受けたときに撤退するか進撃するかにより艦娘の命運が分かれるといってもよい。
轟沈のシステムについてはプレイヤーそれぞれ受け止め方が異なり、轟沈ゼロを目標に進める者もいれば、轟沈してなんぼという考えで進める者もいる。特に後者は俗称で「ブラック鎮守府」とも呼ばれ、ホワイト鎮守府の提督からは文字の通り白い目で見られることもある。
難易度別に分けられた1面〜5面を順次クリア、また道中の戦いで仲間になる艦娘を図鑑に収めていく(コレクションする)のが主軸であるが、もちろん、楽しみ方はこの限りではない。
攻撃の火力のメインは横方向(舷側)にある。また、魚雷の発射位置は前方(船首側)あるいは後方(船尾側)になる(重要)。
艦隊と艦隊の相対的な位置、および速度。
艦隊のフォーメーション。現実でも使われる。
2014(平成26)年2月14日のバレンタインデーアップデートにおいて実装された。
レベル99に達してカンスト状態の艦娘にアイテム「書類一式&指輪」を使うことにより、レベルキャップが外れ、また、諸燃費も向上する効果がある。ボイスの一部も変わることがある。
「書類一式&指輪」は任務クリアで無料で1つ手に入れることができるが、課金で購入することもできる。つまり重婚(仮)が可能である。
レベル99に達するまでには相当の時間を費やさねばならず、そこまで成し遂げた艦娘はもはやパートナーに等しい。重婚(仮)マニアか、性能向上を目的とした偽装婚(仮)でない限り、共に苦肉を味わい、幾多の海域を生き抜いた艦娘との形なき愛着の証明になることだろう。
配役は代表例を記載。
サービスイン当時は少数のサーバーで事足りていたが、急激なプレイヤー増加による過負荷が頻発、抜本的解決としてサービスイン3ヶ月目の呉・佐世保サーバー追加を皮切りに、サーバー群は今もなお増え続けている。
これらのサーバー群には便宜上、帝国海軍にゆかりのある場所の名前が付けられている。
稼働開始日順、2014(平成26)年5月現在。
4月のサービスイン時から存在した名前無しサーバー群は2013(平成25)年7月10日のメンテナンスをもって、横須賀鎮守府と命名された。
サービスインして間もないころ、サーバー過負荷でゲームが続行できない場合のエラー画面に「デフォルメされた女の子(いわゆるエラー娘)が猫を吊している」イラストが貼付されていた。
このため、主に過負荷でゲームが続行できなくなったときやサーバー落ちで接続できないことをしばしば慣例として「猫発生」「猫った」などと言う。なお、この吊るされた猫は俗に「妖怪猫吊るし」などと呼ばれ、エラー娘と共に恐れられたが、イラストは既に差し替わっており、今は見ることができない。
艦これ関係の創作で、猫=不穏な生き物として描かれることが多いのはこのためである。
2013(平成25)年7月の舞鶴世代までは先着順にて新規登録(着任)することができたが、日を追うごとに着任希望がサーバーのキャパシティを圧迫し、猫が頻発する事態に陥った。このときは急遽、横須賀・舞鶴から新設の大湊に一部のプレイヤーを異動、負荷を分散させてひとまずの安定を得た。
以後、プレイヤー急増による猫を防止するため、着任希望者から抽選にて人数を絞り、順次受け入れる方式に変わった。決して嫌がらせではない。
抽選に参加するには、事前に公式Twitterで告知される時間帯にて『艦隊これくしょん』のページにアクセスする。ブラウザーのキャッシュ削除が推奨されている。
ZUN氏作のシューティングゲーム『東方Project』シリーズ、クリプトン社の『VOCALOID』シリーズと共通点がみられる。
1点目から3点目は特に重要である。解釈や妄想の余地を大幅に広げることができ、多彩な二次創作作品が生まれるきっかけとなる。ここで二次創作の厳しい規制があるときっかけがきっかけで終わってしまい、二次創作市場での好循環が発生しない。
4点目はマンネリ化とネタ切れによる失速防止である。フリーゲーム『Ib』はこの点を克服できず、二次創作やゲーム実況など連鎖的に失速してしまった。
実際に、イラスト系SNSを観察してみると、東方Projectで活動していたイラストユーザーが、ある時を境に艦これメインのイラストユーザーに化けた例を多数見かけることができる。前述の通り、東方Projectのノウハウが使えることも多く、二次創作の好循環も相まって、艦これジャンルを守備範囲に入れたイラストユーザーが多かったものと推測される。
著作権を保有する運営(角川ゲームス)による、創作活動の公式見解を2013(平成25)年8月28日にTwitterにて発表した。
「艦これ」の同人誌やイラスト・コスプレ等の同人活動は、現在のところ、公序良俗に反するもの・ゲームシステムのあるもの・ゲーム内の音源/画像を使ったもの以外は…基本OK! なのです!
※音楽も耳コピで自分アレンジ新演奏なら可!
※もし映像作品が始まった時は…少し変わるかも…です!
Twitterでよくみられる艦娘のなりきりアカウント、さらにはMADムービーについても言及した。
「艦娘」などの【なりきりツイート】等に関しても、公序良俗に反するもの・他の提督方や運営/開発に迷惑をかけるもの・一般的なファン活動を逸脱したもの以外は…基本【OK】です。個々に許諾する性質のものではないので、楽しく続けて頂くためにも、どうかご留意頂けますと幸いです。
8:34 AM - 2013年8月28日 @KanColle_STAFF
(閑話) 皆さん、リプありがとうございます!お茶を二杯、なるほど、そうですね!現時点では…プレイ動画&MAD…運営/開発としては【OK】と考えています。創って頂いた数々のMADやMMD作品群も素敵ですね…気分が高揚します!「艦これ」は提督の皆さんと創る世界。一緒に頑張りましょう!
積極的に権利を行使しないどころか、ものによっては応援することを明言しており、これが同人市場やイラスト系SNS、動画共有サイトで大盛況となっている所以である。
一部、レーティング指定のファンアートも見られるが、これについては「暗黙の了解」として黙認されている。
MADムービーやファンアートの一部には、ゲーム内の音源や画像を使っているものも見受けられるが、こちらも「暗黙の了解」扱いである。
「ゲーム要素のあるもの」については、今後、KADOKAWAのメディアミックス戦略にて発売する何かと競合する可能性があるため、NGとなっているのではないかと推測される。トランプを出そうとして、実際にアウトになった事例が存在する。難しいことに、暗黙の了解の範疇には入らないようだ。
二次創作の過程で生まれた、ゲームには存在しないものの創作界隈には存在する不思議なキャラクターである。
派生キャラクターほどではないが、二次創作の過程で生まれ、創作界隈にありがちな設定やパーソナリティがいくつか確立されている。公式側へ逆輸入され、半公式となった派生設定もある。
艦の名前や用語をタイプしていると、特徴的な誤変換をすることがある。また、読み間違いする例もある。一例。
コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます