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ハードディスクドライブなどを接続するためのインターフェイスの規格の一つ。
1986(昭和61)年にCompaqとConner Peripherals(後にSeagate Technologyが買収)により開発された、IDEと呼ばれる仕様に由来する。
これは、当時主流だったST-506や、その高速版であるESDIに対しレジスターレベルで互換性を持たせたまま、インテリジェント化したものであった。
利便性が良かったことから、ハードディスクドライブメーカーが1989(平成元)年、これを共通仕様「ATA」とした。これが1994(平成6)年にANSI X3.221-1994として標準化され、以降は主流となった。
主としてPC/AT互換機で使われるが、この技術は後期のNEC PC-9800シリーズでも使われている。
ATAの元となった仕様である。
この仕様は、ATA-1として公式なものとなった。
IDEを拡張した仕様である。PC/AT互換機のBIOSでは、様々な事情により528Mバイト(504Miバイト)までしか対応できなかった。この対策を含めた拡張仕様がE-IDEである。
これは、様々なベンダーの独自拡張をまとめたデファクトスタンダードであり、標準規格ではない。公式な仕様としては、ATA-2に対応する。E-IDEの特徴は、次のようなものがある。
なお、「504Mバイトの壁」を超えるためにはドライブだけでなくBIOSの拡張も必要で、この対応も含めてE-IDEという。
IDEは元々ハードディスクドライブの接続しか想定していなかった。
そこで、それ以外のデバイスに対してはSCSIのようなパケット形式のコマンドを用いることにより、様々なデバイスに対応可能とした。この仕様がATAPIである。
この仕様は当初はSFF-8020、後にINF-8020と呼ばれ、ATAとは異なる独自の規格であったが、ATA/ATAPI-4からATA規格と統合された。
E-IDEから導入された28ビットLBAを48ビットに拡張するものである。MaxtorがBig Driveとして提唱し、その後ATA/ATAPI-6規格で「48bitLBA」という名で正式に仕様となった。
28ビットLBAと48ビットLBAはコマンドで切り替える。48ビットLBA未対応のドライブでは当然切り替えられないので、従来と同様に動作する。このため、完全な上位互換がある。
なお、BIOSについては28ビットLBAに対応した時点で拡張INT13のパラメーターは64ビットまで対応したため、特別な変更は不要である。
48ビットLBAでは最大で約144Pバイトまで対応するが、マスターブートレコードの制限により「2Tバイトの壁」が発生する。この壁はGPT(GUIDパーティションテーブル)で超えることが出来る。対応はWindows Vista以降である。
ATAは拡張が続き、複数のバージョンが存在する。
元々ATAとATAPIは異なるものだったが、後に統合された。
ATA-1(ANSI X3.221-1994)は、ケーブル1本(1ホスト)につき1台のハードディスクを接続することができた。ATAは2ホストまでサポートしているため、最大で2台のハードディスクが接続可能である。
1台あたりの最大容量は528Mバイト、転送速度は2〜3Mbps程度となる。
更に、ATA-3(ANSI X3.298-1997)でS.M.A.R.T.と呼ばれる自己監視機能のサポートが行なわれた。
Ultra ATA/66(Fast ATA)(Ultra DMA モード4)に対応。
Ultra ATA/100に対応。
Ultra ATA/133(Fast Drives)(Ultra DMA モード6)に対応。
シリアルATAを仕様に追加。
シリアルATA Ⅱを仕様に追加した。
具体的には、次のような仕様を含む。
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