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信用取引を行なう際に利用するカード。クレジットとは英語で「信用」のことである。
一般的にはカードに付けられた磁気テープやICチップにカードの情報が記録されている。
そのうちクレジットカード番号、名前、有効期限の3情報はカード面に刻印されていて、常に確認できるようになっている。
最近では更に、追加の3桁程度の番号「セキュリティコード」が書かれている。
一般に使われているクレジットカードには大きく二種類がある。次のように呼ばれる。
銀行系は一般消費者向けのもので、VISAやMasterCardなどがある。番号の最初は4または5である。分割払いのほか、リボルビング払いなども可能で、年会費無料のものも多い。
T&E系はビジネスマン向けのもので、アメックスやダイナーズなどがある。JCBもこのカテゴリーになるらしい。最初の番号は主に3である。基本的に1回払いを原則とし、また年会費が要求されることも多い。
次が5大世界ブランドである。
このうちVISAとMasterCardで世界2大ブランドという。
VISAは全世界のクレジットカード売上シェア6割以上を占めており、これだけ持っていれば日々の生活に困ることはほとんどない。
これに、JCB、アメリカン・エキスプレス(AMEX)、ダイナースクラブを加えて、世界5大ブランドという。JCBは日本発のブランドで、他の4つはアメリカ発のブランドである。
日本国内では、様々なブランドのクレジットカードが発行されている。
様々なブランドがあるが、国内ブランドのみで国際ブランドが付いていないものは稀である。
但し、店舗側で、国内ブランドに対応すると表示されていれば、付いている国際ブランドがその店で対応していなくても利用できる(はず)。
支払い方法はいろいろある。分割する場合、2回までは原則として手数料(金利)が付かないが、3回以上だと例外なく金利が付く。
日本では、分割払いは信販系カードの特徴となっていたが、2001(平成13)年以降は銀行系カードでもこの支払い方法が認められ使えるようになった。
国際キャッシュカードとは、預金が現地通貨で引き出せるサービスをいう。
VISA Internationalなら「PLUS」、MasterCard Worldwideなら(JCBはこちら)「Cirrus」などと提携した、海外のATMやCDから利用可能。
と書くと分かりにくいが、要するに「キャッシング」、更に砕いて言うと「借金」が世界各国で利用できるということである。クレジットカードが使えない場所で現金が必要な時、現地通貨が得られる。
いわゆるローンなので、当然、所定の利息が掛かる。
どのサービスに対応しているかは、概ねカード裏面にマークで描かれている。
どのブランドでも、何段階かのグレードが用意されており、もって各ブランドで最高級のカードというものが生まれてくる。この最高級カードは、当然ながらそのブランドにおいて最高のサービスが提供される。
アメリカン・エキスプレス(AMEX)は今も相当厳しいらしいが、三井住友VISAのプラチナカードは招待がなくても入会可能であるなど、ブランドやクレジットカード発行会社(イシュアー)によってかなり差があるらしい。
サービス品目の種類は、一般庶民には必要なしと思われているらしくあまり公開されていないが、カスタマーサービスはかなりの無茶を聞き入れるようである。旅先で泊まりたいホテルの当日予約なども聞き入れることが多いとされる。
中でもAMEXのセンチュリオンの強力さは伝説となっている。限度額が無いので戦車も買える、空港では要人の使うVIPルームが利用可能、などが伝えられている。
アメリカなどでは、海外で発行されたカードはブランドが何であれ使えないという店もある。
古くからよくある形式は、カード番号が突起した文字で印字されている。これを「エンボス」されているという。
カード裏から表に向けて、機械でガチャンとして刻印を作る。もちろん、これは理由があって、このようにしている。
近年(の特に日本)では、カード裏面の磁気ストライプを読み取るのが一般的であり、さらに最近では内蔵されたICチップを読み取るタイプも普及してきた。しかし古い方法では、エンボス文字を「インプリンター」と呼ばれる機械を使い、処理伝票に転記する。
電子式のカードリーダーが全加盟店に普及しているわけではないので、今でもまだエンボスは利用されている。クロネコヤマトは携帯機でも電子式だが、JAFは今でもインプリンターを使っている。
現在は、Suicaや楽天Edyなど電子マネーが普及している時代である。
電子マネーにクレジットカード機能が付いたものも、徐々に普及している。こういったICカード内蔵型のクレジットカードは、エンボスがないものもある。裏に「ELECTRONIC USE ONLY」などと書かれており、こういったカードは表面の番号は単なる印字であり、磁気ストライプまたはICチップでしか利用できない。
もしエンボスが無く、その店に電子式のカードリーダーも無い場合、店の従業員が売上票にカード番号を転記しなければならないため、利用を断わられる可能性もあるかもしれない。
裏面には名前(署名サイン)を書く欄がある。ここには必ず名前を書くこと。
署名サインがなくても利用自体はできる(店によっては断られることもある)が、この場合、盗難に遭った場合に保証が効かない。
署名サインがあれば店員も確認する(ことになっている)ので、悪用されても筆跡でばれる(こともある)。また不正利用されても盗難保険の対象になり、被害額は原則として0円である。
一方、署名サインがない場合は偽のサインを書き込まれ、不正利用し放題となる。この場合は盗難保険の対象外で、被害額は自己負担となる。
クレジットカードには、面倒くさがらずに必ず署名をすること。それだけでも防犯になる。
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