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磁気の性質を利用した帯状記録媒体の総称。多くは薄いフィルムの上に磁性体を塗布または蒸着したもので、この磁性体に磁気ヘッドを用いて磁化させることで情報を記録する。
テープは、恐らく電子計算機用として最古の外部記憶装置である。
このため歴史も長く、様々なものが存在している。電子計算機は長い歴史のなかで様々な「文化圏」を作っており(例えば汎用機とパーソナルコンピューターなど)、文化圏ごとに使われる磁気テープの種類は異なる。
すべての項目について、時系列通りではない。
大型汎用機、メインフレームなどを使う事務処理系業界では、古くよりオープンリール磁気テープが使われてきた。
ダウンサイジングとしてパーソナルコンピューターによるUNIXシステムも普及したが、21世紀に入ってもなお現役であり特に日本で重用されている。ただし、この時代になると市販されているテープを使わざるを得ないことから、LTO Ultriumなどが使われる例が多い。
UNIX系サーバーシステムなどでは、パーソナルコンピューター(PC)を使用するため、オープンリールではなく初期よりカートリッジ型のものが多く使われている。
この流れを汲む、他のオペレーティングシステム(OS)を採用する多くのパーソナルコンピューターでは、同様にカートリッジ型が主流となった。太古のPCでは音楽用のコンパクトカセットなどが使われたが、現在は専用のテープが使われている。この専用のテープはかつてストリーマーと呼ばれていたが、この呼称はいつの間にか廃れている。
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