LBV 1806-20

読み:エルビーヴィー・いちはちゼロろく・マイナスにーゼロ
外語:LBV 1806-20 英語
品詞:固有名詞

いて座方角銀河系内最大のHⅡ領域)であるW31内にある恒星で、高光度青色変光星(LBV)と考えられている。観測史上最大光度の恒星とされていた。

目次

基本情報

物理的情報

  • 伴星: (該当資料なし)
  • 規模
  • 表面温度: 18,000K〜32,000K
  • 年齢: 300万〜450万歳

観測情報

  • 絶対等級(MV): (該当資料なし)
  • 等級
    • J等級(J): 13.66等±0.039等 (SIMBAD)
    • H等級(H): 10.480等±0.0269等 (SIMBAD)
    • K等級(K): 8.742等±0.0219等 (SIMBAD)
  • 視線速度(RV)=後退速度: (該当資料なし)
  • 固有運動(µ): (該当資料なし)

主なカタログ番号

特になし。

輝度

観測が困難で、あまり正確なことは分かっていない。

途中にある塵のため可視光線では観測できず、赤外線のみで観測可能である。近赤外線では8等級で観測できるが、可視光線では約35等級程度と見積もられており、現時点では観測の術がない。

実際の光度は諸説ある。最も大きい推定で太陽の4000万倍と桁違いで、それまで最も明るいとされたピストル星(太陽光度の約160〜200万倍)とも比較にならない光度だが、近年の研究ではせいぜい200万倍とされている。

発見

フロリダ大学などの研究グループにより発見された。

天体の存在は1990年代に既に知られていたが、2004(平成16)年1月5日に、これが実は極めて明るい天体である事実が発表された。

近傍の天体

同じ方角軟γ線リピーターSGR 1806-20が存在する。

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