いて座

読み:いてざ
外語:Sgr: Sagittarius 学名 , 人马座 大陸簡体 , 人馬座 台灣正體
品詞:固有名詞

黄道十二星座の第10座であり、トレミーの48星座の一つである。夏の星座。射手座。

目次

赤経19h 00m、赤緯−25°付近に位置する。

夏の南天低、天の川の中に見られる星座で、南斗六星を含む。支那では寅とされる。

銀河中心、つまり銀河系の中心核が存在する星座でもある。

占星術では、黄道十二宮の第9座「人馬宮」の距星となっている。

ギリシャ神話では、西側にあるさそり座に狙いを定めている馬人ケイローン

勇者ヘラクレス(ヘルクレス)との戦いの時に毒矢が足に刺さったが、不死の体を持つために永遠の苦痛を強いられる事になった。それを見かねたゼウスが天に上げて星座にした。

隣接する星座

  • やぎ座(山羊座) (黄道十二星座の第11座)
  • わし座(鷲座)
  • たて座(楯座)
  • へび座・尾部(蛇座)
  • へびつかい座(蛇遣座)
  • さそり座(蠍座) (黄道十二星座の第9座)
  • みなみのかんむり座(南の冠座)
  • ぼうえんきょう座(望遠鏡座)
  • インディアン座
  • けんびきょう座(顕微鏡座)

代表的な恒星

名称特徴位置 (J2000.0)カタログ番号
バイエル固有名等級赤経赤緯HD番号HR番号
αSgrルクバト4.0B8Ⅴ19h 23.9m−40°37′1818697348
β1Sgrアルカブ4.0B9Ⅴ19h 22.6m−44°27′1814547337
β2Sgr 4.3F2Ⅲ19h 23.2m−44°48′1816237343
γ1Sgrアル・ナスル4.7F4-G1Ⅰb18h 05.0m−29°35′1649756742
γ2Sgr 3.7K0+Ⅲ18h 05.8m−30°25′1651356746
δSgrカウス・メリディオナリス2.7K2.5Ⅲa18h 21.0m−29°50′1684546859
εSgrカウス・アウストラリス1.8B9.5Ⅲ18h 24.2m−34°23′1690226879
ζSgr 2.6A2Ⅲ+A4Ⅳ19h 02.6m−29°53′1766877194
λSgrカウス・ボレアリス2.8K1Ⅲb18h 27.9m−25°25′1699166913
ν1Sgr 5.0K2Ⅰ+B9Ⅴ:18h 54.1m−22°45′1749747116
ν2Sgr 4.3K3-Ⅱ-Ⅲ:18h 55.1m−22°40′1751907120
πSgr 2.9F2Ⅱ19h 09.7m−21°01′1785247264
σSgrヌンキ2.1B2.5Ⅴ18h 55.3m−26°18′1751917121

代表的な星雲・星団

カタログ名特徴位置 (J2000.0)銀河座標補足
メシエNGC 他等級赤経赤緯銀経°銀緯°
M8NGC 65236.0散光星雲18h 03.1m−24°23′6-1干潟星雲
M17NGC 66187.0散光星雲18h 20.7m−16°11′  オメガ星雲
M18NGC 66137.5散開星団18h 18.5m−17°08′   
M20NGC 65149.0散光星雲18h 02.3m−23°02′7-0三裂星雲
M21NGC 65316.5散開星団18h 04.6m−22°30′80 
M22NGC 66565.9球状星団18h 36.4m−23°55′9-8 
M23NGC 64946.9散開星団18h 57m−19°01′   
M24NGC 66034.6散開星団18h 18.5m−18°24′   
M25IC 47256.5散開星団18h 31.7m−19°15′   
M28NGC 66267.3球状星団18h 24.5m−24°52′   
M54NGC 67157.3球状星団18h 55.2m−30°28′   
M55NGC 68097.6球状星団19h 40.1m−30°56′   
M69NGC 66378.9球状星団18h 31.3m−32°21′   
M70NGC 66819.6球状星団18h 43.2m−32°18′   
M75NGC 68648.0球状星団20h 06.2m−21°56′   
用語の所属
星座
トレミーの48星座
黄道十二星座
関連する用語
銀河中心
いて座A*

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