大師線 (東武)

読み:だいしせん
外語:Daishi Line 英語
品詞:固有名詞

東武鉄道の路線の一つ。

目次

基本情報

起点・終点

  • 起点: 西新井駅
  • 終点: 大師前駅

区間

  • 西新井駅〜大師前駅

沿革

  • 1931(昭和6)年12月20日: 西新井駅 ‐ 大師前駅、西板線として開業
  • 1945(昭和20)年5月20日: 営業休止(戦争のため)
  • 1947(昭和22)年5月21日: 大師線として営業再開
  • 1968(昭和43)年12月1日: 環七通り拡幅に際し大師前駅廃止の声が上がるが、現在位置への移転で決着
  • 1991(平成3)年: 西新井駅周辺を除き、高架化
  • 2003(平成15)年3月19日: ワンマン運転を開始

由来

東武鉄道にとって、本線系と東上線系とを自社線で繋ぐことは長年の夢であり、両者を環状7号線沿いに結ぼうという構想で造られたのがこの路線である。

この構想は、伊勢崎線の西新井駅と東上線の上板橋駅を結ぶ計画で、それぞれの駅名から「西板線」の名で開業した。

しかし、用地買収もままならず、路線の建設を断念して予定区間の免許取消、線路建設用地として買収した土地も、住宅地として売却することになった。このため結局1駅間のローカル線「大師線」となっており、将来的にも延伸する可能性はほぼ無い。

現在は、西新井大師(真言宗五智山總持寺)参詣のための路線となっている。

大師前駅

大師前駅は、都内では珍しい無人駅である。

駅施設としては、改札口設備はあるが、人はおらず、また自動改札機も無い。また、切符の券売機もない。

切符は西新井駅の改札口前で販売されている。また、伊勢崎線から大師線に乗り換える場合、大師線 西新井駅の改札口で切符を回収され、またはPASMO/Suicaの料金が徴収される(大師前駅までの分を精算)。

従って、定期券を使う場合を除き、大半の乗客は西新井駅と大師前駅の間を有効な乗車券類を持たずに列車に乗車することになる。

接続する主な路線

主な橋

ほぼ全区間が高架となっている。

主なトンネル

トンネルはない。

主な峠

はない。

経由する自治体

ワンマンに対応した2両編成の車両を用いる。

  • 8000系
関連するリンク
えきから時刻表 東武大師線
用語の所属
東武鉄道
東武本線
関連する用語
伊勢崎線
東上線

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