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MicrosoftのSkype部門が開発・提供している、IP電話のソフトウェア。もともとはSkype Technologies社が販売していたが、Microsoftに買収された。
元々は、P2Pのファイル共有ソフトウェア、Kazaaの作者であるニクラス・ゼンストローム(Niklas Zennström)とヤヌス・フリス(Janus Friis)が開発した、Peer to Peer(P2P)技術を利用した電話ソフトウェアである。
通常、電話機能を実現するには、交換機に相当する機能をどこかに用意しなければならない(たとえばSIPサーバーなど)。だが、このサーバーを用意し運用するのは往々にして多額の費用を必要とすることが多く、結果としてIP電話といえども安価に提供することが難しい状況となっていた。
しかし、その部分をP2Pで実現することでコストを大幅に削減することを目論んだものがSkypeであった。
Microsoftは、Skypeを買収してから、完全なP2PベースだったSkypeのインフラを変更した。
現在、Skypeの主要な機能はAzure上でのみ動作している。
またSkype for TVなどAzureに乗せることが不可能またはコスト的に難易度が高いサービスは終了となり、完全にクラウドベースのサービスへと変更された。
Skypeで使うことができる無料機能に、次のものがある。
電話を掛ける機能である。Skype利用者に対しては無料で通話可能。
高画質な動画対応の電話機能である。
10人まで同時参加し、通話することができる。
いわゆるインスタントメッセンジャーの機能。
リアルタイムで文章を送り合うことが出来る。
ファイルを送り合う機能。通話中やチャット中でも利用可能。
Skype利用者が共有できる電話帳機能。
お気に入りのお店、会社を推薦できる。Skype 3.1以降で対応。
Skypeで、利用者が課金できる機能。いわゆる「ダイヤルQ2」機能。
各種の音声サービスを有償で提供できる。Skype 3.1以降で対応。
Skypeの通信プロトコルは非公開である。プロトコルは暗号化されてはいるが、どのような内容の情報が流れているのか不明である。
利用者の個人情報を収集して送信している可能性もあるが、それを検証する術はない。
Facebookに買収されかけており、ユーザーから心配されていた。これに対抗ないし心配してか、Googleも合弁事業設立を持ちかけるなどしていた。
2011(平成23)年5月10日には、Microsoft(Facebookの親玉)が直接、Skypeを85億ドルで買収したと発表され、世界を落胆させた。
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