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Googleが開発したインスタントメッセンジャー。
Android、iOS(iPhone、iPadほか)、Microsoft Windows、Google Chrome OS用が提供されているコミュニケーションツールである。
Android 4.4(KitKat)から標準搭載となった。
それまでGoogleも、テクスト、音声、ビデオと別々のサービスを提供していたが、これら全てのメッセージサービスを統合したアプリケーションとして公開した。
モバイル向けの「Google トーク」と、Google+の機能に存在したビデオ会議・チャットサービスがスピンアウトして融合され、単独のアプリケーションとなったもの。
ハングアウトという名はGoogle+に古くから存在したが、アプリケーションがAndroid 4.4(KitKat)から標準搭載となったことで、知名度は高まりを見せている。
次のような機能がある。
Skypeや、日本ならLINEなども使われるが、後出のソフトウェアだけあり、性能はハングアウトの方が段違いによく、使いやすい。
LINEの通話機能は、音質が悪い上に通話が途切れやすくて会話にならない。電話としての基本的な機能・性能を満たしていないので、比較の俎上に載せる資格すらない。
Skypeも複数人でビデオチャットが可能だが、この場合は誰か一人が有料会員である必要がある。
ハングアウトでは、無料で複数人とビデオチャットが可能である。
チャットで待ち合わせを決めた場合、場所や時間が分からなくなっても、すぐに検索できる。
Skypeにもある機能だが、LINEにはない。相手が入力中かどうかが分かると、返事の続きがあるのかどうかもわかりやすい。
アイコンのキャラクターで、今の自分のムードを知らせられる。
LINEはスパイウェアでありアカウントは電話番号と紐付けをしているため、ひとつの端末(SIMカード)につき1アカウントに限定されている。
Android版ハングアウトでは、複数のGoogleアカウントを登録して切り替えて使うことができる。プライベートと仕事でアカウントを分けることも容易である。
LINEはスタンプ機能が唯一にして最大の特徴らしく、スタンプだけで会話する人たちもいるらしい。
これが他のより使いやすいアプリへの移行の妨げになっているという話が聞かれるが、「Stickers for Hangouts」というアプリを追加でインストールすれば「ハングアウト」でもスタンプを送ることができる。
スタンプ機能だけがこだわりであれば、既にLINEだけにこだわる理由はない。
インスタントメッセンジャーは歴史的に、ユーザーの囲い込みによって独占しようという傾向が強いが、ハングアウトは当初、通信プロトコルとして汎用的なXMPPというインターネット標準候補を採用した。
このため初期のハングアウトはXMPPクライアントだったが、後にXMPPのサポートを縮小、結局は他のソフトと同様にユーザーの囲い込みへと舵を切ってしまった。
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