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時間の長さの単位の一つ、または日付を表わす単位の一つ。長さを表わすときは「月間」「ヶ月」「ヶ月間」とも。
月が新月となり、満ち欠けし、再び新月になるまでを「1ヶ月」とするのが、月を基準とした暦である太陰暦である。月が満ち欠けする期間を1朔望月といい、その日数は29.530589日である。
1年間に約12回満ち欠けするため、1年を12ヶ月とし、大の月(30日)と小の月(29日)を置く。これが純粋な太陰暦となる。しかし地球の公転周期から得られる1年の約365日と比較して、12朔望月は約10日短い。
日本で使われた天保暦などは太陰太陽暦と呼ばれ、月の満ち欠けを使っているが太陽暦の都合に合わせてあり、不定期にズレを調整するために閏月と呼ばれる月が挿入される。閏月の無い年(平年)は1年が353〜355日、閏年は384〜385日にもなる。
現在、多くの国で、月の満ち欠けとは無関係に地球の自転および公転が基準となる太陽暦が暦として使われている。
紆余曲折を経、現在使われている暦は1年を12月に分け、各月は30日前後である。具体的には、平年では1月から順に、31・28・31・30・31・30・31・31・30・31・30・31、となっている。
手を握り人差し指から小指までの関節4つの山と谷を順番にたどると、7月まで大小大小大小大となる。8月は7月と同じ場所から逆に戻ると大小大小大となり、月の日数がわかる。
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