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原子核と別の原子核がくっついて、より重い別の原子核になること。この際大きなエネルギーが放出される。
宇宙が誕生し、ビッグバンが起こった直後には、宇宙には最も軽い水素、ヘリウム、リチウムの3種類の元素しかなく、元素の大半は後に恒星の核融合反応によって作られたものである。
しかし原子番号が大きくなるにつれ原子核同士のクーロン斥力(同じ電荷を持つ粒子同士の反発力)が大きくなるため、核融合で生成できる元素は原子番号26の鉄が限界である。
実際に、太陽質量程度の質量の恒星では、核融合で作られる原子は鉄までである。それ以上原子番号が大きな原子は、太陽の数十倍以上の質量を持った恒星が超新星爆発を起こす際、その爆縮時の超高圧状態で生成されると考えられている。地球にも存在する金や銀、さらに重い鉛、ウランなどなどは、太陽系誕生以前の、第一世代の巨大な恒星の超新星爆発の時に作られた残骸である。
以前は、超新星爆発で生じるエネルギーでは力が弱いのではないかとする説もあったが、日本の独立行政法人理化学研究所が2011(平成23)年2月1日、「超新星爆発の元素合成は想像以上に速い」証拠をつかみ、これを発表した。
核融合は、現在使われている核分裂に代わる核エネルギーの利用方法として研究されている。
太陽内と同様の反応を実現させるため「人工太陽」とも呼ばれている。
実用化はまだ問題も多く困難だが、この分野では日本が世界をリードしている。
例えば大阪大学などの研究グループは「レーザー核融合」を研究しており、2019(令和元)年現在、世界一の効率で超高温・超高圧を実現させることに成功している。
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