陽電気を帯びる粒子。中性子と共に原子核を構成する核子の一つ。
スピン量子数1/2のフェルミ粒子であり、パウリの排他原理が適用される。
反粒子は「反陽子」(p)である。
原子核中の陽子の数を「原子番号」といい、この陽子の数が原子の性質を決める。同じ原子であっても、中性子が異なる(質量数が異なる)ものを同位体という。
2個のu(アップクォーク)と、1個のd(ダウンクォーク)、つまりuudにより構成される。
陽子や中性子は、クォーク三つがグルーオンで結束された粒子であり、これをバリオンという。
陽子や中性子の質量は、同じ原子核を構成する電子の約1840倍。
陽子は比較的大きな質量を持っているが、グルーオンには質量がなく、またクォークの質量も陽子や中性子が持つ質量の5%程度にしかならない。残る質量の95%の由来は、クォークとグルーオンの動きや相互作用によって発生するエネルギーである。これは、特殊相対性理論の公式E=mc2で表わされるように、エネルギーと質量が可換なためである。
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