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通常の電話回線ケーブル(銅線)を利用して数Mbpsクラスの高速通信を実現させる技術の総称。
xDSLには数種のバリエーションが存在しており、ユーザーからの送信速度とユーザーの受信速度が同一の対称型と、不一致の非対称型に大きく分けられる。
非対称のものにADSLやVDSL、対称のものにSDSLやHDSLなどがある。
VDSLは、使い方により周波数帯の下限が変わる。
周波数帯 | VDSL | ADSL 1.5M | ADSL 8M | ADSL 24M | ADSL 48M |
---|---|---|---|---|---|
26kHz‐138kHz | ‐ | 上り | 上り | 上り | 上り |
138kHz‐552kHz | ‐ | 下り | 下り | 下り | 下り |
552kHz‐1.1MHz | ‐ | ‐ | 下り | 下り | 下り |
1.1MHz‐2.2MHz | 下り | ‐ | ‐ | 下り | 下り |
2.2MHz‐3.75MHz | 下り | ‐ | ‐ | ‐ | 下り |
3.75MHz‐5.2MHz | 上り | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ |
5.2MHz‐8.5MHz | 下り | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ |
8.5MHz‐12.0MHz | 上り | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ |
日本でもxDSLの普及が(特にADSL)期待されていたが、NTTが光ファイバー通信とISDNばかりを優遇し、繋ぎの技術としてのxDSLを軽視ないし無視した。
しかし、光ファイバー回線が全国津々浦々に敷設されるのはそれなりの先の話なので、当然その隙間を狙ったxDSL事業者が登場し、NTTに対して電話回線を使わせてもらえるよう要求してきた。
日本のISDNはピンポン伝送方式と呼ばれる特殊仕様である。これが、xDSLで利用する周波数帯域と被っていたためNTTとしてはxDSLの登場はある意味厄介ごとであった。そのためNTTはxDSLのサービス実現は不可能だと突っぱね続けたが、その対応に各方面から猛抗議を受けることになった。
そのため、NTTはISDNとADSLの干渉に対する評価実験などを行ない、ADSLのバリエーションのひとつであるITU-T G.992 Annex Cを提案し、それによりようやく日本でもADSL等が普及していくことになる。
2000(平成12)年末にはNTT地域会社自体もADSL事業に参入している。
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