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総合サービスディジタル網。1972(昭和47)年に第5回CCITT(現ITU-T)で規定されたディジタルの通信網で、データ通信や電話などを中心に普及した。
2B+DのINSネット64は、1契約で2回線分利用できたため、企業では電話加入権の費用を節約するために導入することが多かった。より規模の大きな企業になるとINSネット1500を引くところもあった。
個人でも、電話とネットを同時併用したい、子供の長電話で家電占有されて困る(当時は携帯電話機がなかったため)、といった場合に使われることもあった。
かつて、パソコン通信やインターネットを利用するために、少しでも速く安くするためINSテレホーダイを使うことも多かった。テレホーダイが始まる夜23時以降は回線速度が遅くなったりISPが混雑して繋がらなかったりといった現象が発生し、テレホタイムと呼ばれた。
電話回線を追加しなくても、簡単な工事で2回線に増えるのは便利であり、データ通信用としても、TAのアナログポートにモデムを差して使うことも少なくなかった。
当時、テレビCMで流れた「ロクヨンロクヨンイチニッパ」から家庭用がメインと思い込まれたふしもあるが、本来INSネット64は業務用サービスをカットダウンしたようなものである。
束ねれば帯域を太くできるため、メトロイーサネットなどがまだ無かった頃は、拠点間通信で重宝されていた。またINSネット1500(23B+D)は最大23回線で同時に通話や通信が使えるため、カスタマコネクトが登場する前はコールセンターなどで使われていた。
そのほかには、ブラザー(のちに子会社のエクシング)のソフトベンダー武尊(のちにTAKERU)が用いていたり、また通信カラオケでも広く使われていた。
セコムのような警備会社も、自動警備の回線でISDNを使っていた。
現在のようにインターネット回線が広く普及している時代になっても、拠点間やデータセンタでは、非常時のバックアップ回線としてISDNが使われている例は多いとされている。
ISDNは加入者の宅内配線を基本インターフェイス(BRI)と呼ぶ。
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