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Microsoft Windowsで使われている、ISO-2022-JPの亜種の一つ。
ISO-2022-JPに対し、CP932全文字(重複を除くWindows-31Jの文字)が扱えるよう拡張をした符号である。
Microsoft Outlook Express、Internet Explorerなどで使われている。
成瀬ゆいにより、IANAに次の名前で登録された。
但し、ユーザー定義外字領域は、ISO/IEC 2022の仕様から外れている。
※を附したものは、入力(読み込み)には対応するが、出力されない。
出力時は、英数文字はUS-ASCII、JIS C 6226はJIS X 0208のエスケープシーケンスが使われ、JIS X 0201 片仮名はJIS X 0208の片仮名に変換して出力される。
各拡張文字は、シフトJISと同じ区に配置されている。
「IBM拡張文字」(115区〜120区)は、存在はするが出力には使われておらず、NEC選定IBM拡張文字の符号位置に変換される。シフトJISの場合はIBM拡張文字の方が優先されるので、若干動作が違っていると言える。
G0が日本語の場合、ISO-2022-JPにほぼ準じた形でCP932の文字集合を扱うことができる。
つまり、ESC 2/4 4/2(ESC $ B)で指示した場合、本来は含まれていないはずの、NEC特殊文字、NEC選定IBM拡張文字、ユーザー定義外字が文字集合に含まれていて利用できる。
なお、日本語モード時に利用できる95区〜114区は、1バイト目0x7f〜0x92が対応しており、この領域はISO/IEC 2022の範囲を超えている。
文字集合 | エスケープシーケンス | CP50220 | Unicode | I/O | ||
---|---|---|---|---|---|---|
1バイト目 | 2バイト目 | |||||
ASCII | ESC 2/8 4/2 | ESC ( B | 0x00〜0x7f | ‐ | U+0000〜U+007F | I/O |
JIS X 0201 ローマ字 | ESC 2/8 4/10 | ESC ( J | IN | |||
JIS X 0201 片仮名 | ESC 2/8 4/9 | ESC ( I | 0x21〜0x5f | U+FF61〜U+FF91 | IN | |
SI/SO | IN | |||||
JIS C 6226-1978 | ESC 2/4 4/0 | ESC $ @ | 0x21〜0x28 0x30〜0x74 | 0x21〜0x7e | ‐ | IN |
JIS X 0208-1983 | ESC 2/4 4/2 | ESC $ B | I/O | |||
NEC特殊文字 | 0x2d | I/O | ||||
NEC選定IBM拡張文字 | 0x79〜0x7c | I/O | ||||
IBM拡張文字 | 0x93〜0x97 | IN | ||||
ユーザー定義外字 | 0x7f〜0x92 | U+E000〜U+E757 | I/O |
この表では書き切れていないが、ESC 2/8 4/2とESC 2/8 4/9は同義である。つまり、ASCIIとJIS X 0201の差異等の処理は存在しない。同様に、ESC 2/4 4/0は、ESC 2/4 4/2と同義として扱われている。つまり、ESC 2/4 4/0としても、JIS C 6226としての機能は無い。
また、ESC 2/4 4/0でもESC 2/4 4/2でも、同様にNEC特殊文字以下を利用することができる。
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