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Linuxカーネルのうち、バージョン3系であるもの。
Linux 3.0は、元々はLinux 2.6.40として開発が進んでいたものだった。
いわゆるメジャーバージョンが更新されたが、Linus Torvaldsの意向によるもので、従来のLinux 2.6.xからの大きな機能変更や非互換はない。
後継はLinux 4.xである。
3.19.8が3.19の最終版である。
3.17.8が3.17の最終版である。
3.15.10が3.15の最終版である。
3.14だが、Linuxの開発コードネームは「Pi」ではなく、「Shuffling Zombie Juror」だった。
また「円周率の日」3月14日にリリースされるのではないかとの希望的観測あったがそれも実現せず、ギーク界隈には謎の失望感が広がっていたとかいなかったとかいう話である。
3.13.11が3.13の最終版である。
スケーラビリティの改善などが図られるバージョンとなる。
開発コードネームは「Suicidal Squirrel」(自殺リス)。
これは、ルーマニアのテレビアニメーションで、毎回趣向を凝らし、色々な方法でにこやかにリスが自殺していくという、非常に画期的な作品である。1話1分で、月1話以上の新作が公開され、全100話を予定しているという。当然、ルーマニアの放送関係当局の怒りを買っているらしい。そんな作品名がコードネームとして採用された。
3.11-rc1が2013(平成25)年7月14日にリリースされた。
Linuxカーネルのコードネームは風変わりなものばかりだが、リリース候補ごとに変わったかと思えば数バージョン続くこともあるなどしており、バージョン特定には使えない、深い意味のないものでもある。
そんな中、Linux 3.11-rc1からのコードネームは "Linux for Workgroups" だという。これは、20年前のWindowsである "Windows for Workgroups 3.11" に敬意を表して(?)命名されたらしい。
3.11.10が3.11の最終版である。
3.9.11が3.9の最終版である。
このバージョンから、無印のi386がサポート外となった。
ハードウェアで機能を持たないi386では、SMPをソフトウェアで補っていたが、これがSMP処理のコードの複雑さを招いており、ついに切り捨てられることとなった。
またLinus Torvaldsは、i486SXで必要となるFPUエミュレーションの削除も提案しているという。
なお、FreeBSDはFreeBSD 6.0からi386の対応が外されている。PC UNIXは古いマシンでも動くことが一つの売りではあったが、いよいよ古い32ビットCPUも過去のものとなるようである。
なお、ディストリビューションの対応としては、それよりも前、Ubuntuは、Ubuntu 12.10でPAE非対応のCPUを切り捨てている。
3.8.13が3.8の最終版である。
Calxeda、Verasatile Express、Marvell、Altera、Picohip対応を統合
ARM対応をアーキテクチャー依存にしないことなどを目的に、このバージョンよりARMでもデバイスツリーを用いた起動のサポートが開始された。
ハードウェアの相違をDTS(Device Tree Source)と呼ばれるソースコードに記述し、コンパイルしてDTB(Device Tree Blob)と呼ばれるバイナリファイルを作成してカーネルにマージする。起動時にそれを読み込むことで設定を行なうものである。
3.7.10が3.7の最終版である。
3.6.11が3.6の最終版である。
3.1.10が3.1の最終版である。
3.0.101が3.0の最終版である。
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