読み:トウ
読み:ドウ
品詞:慣用単漢字

時に、長い訓読みがあるとして話題に上がる字。

目次

漢字

u9a63

  • 部首: 馬 + 16画
  • 総画: 26画
  • 解字: ⿱馬駦

意義

  1. 馬が躍る

大漢和辞典

大漢和辞典には、次のように書かれている。

【驣】 45071 ト¯ウ ド¯ウ 〔海篇〕徒登切 ※韻の説明は「蒸󠄂、平聲」

㊀ 馬がをどる。〔海篇〕驣、馬躍也。

㊁ 騰󠄁(12-44915)の俗字。〔集韻〕騰󠄁、俗作驣。

「うまがおどる」とあるが、馬が(ダンスを)踊るわけではなく、飛び跳ねたりする意の「躍る」を意味しているようである。

康熙字典

康熙字典網上版には、次のように書かれている。

驣 〔海篇〕徒登切音󠄁騰馬躍也

音は、反切で「徒登」、直音法で「騰」としている。義は大漢和辞典に引用されているとおりである。

発音

熟語

  • 𩤠 驣 (なんだかとっても!いいかんじ)

補足

なんだかとっても!いいかんじ」では、「うまがおどる」という訓読みを与えている。この典拠は「漢字部屋」に訓として記されていたことによる。漢字部屋は、参考文献として大漢和辞典、漢字源、新大字典、新漢語林、中華字海を挙げているが、訓を拾った元を明らかにしていない。

恐らく、大漢和辞典にあった義「馬がをどる」をそのまま訓としたものと思われる。訓読みとしては全く熟しておらず、コンセンサスも得られていない。

用語の所属
漢字

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