イー・モバイル

読み:イーモバイル
外語:EMOBILE Limited 英語
品詞:会社名

イー・アクセス系列の携帯通信会社。

目次

基本情報

2010(平成22)年7月現在の情報。

沿革

由来

2005(平成17)年に行なわれた1.7GHz再割り当て、2GHzの追加割り当てで新規参入した携帯通信会社3社のうちの一つである(他の会社はBBモバイルアイピーモバイル)。

2007(平成19)年現在、新規参入した3携帯通信会社として唯一サービスを開始している。

サービス

2007(平成19)年現在、1.7GHz帯を利用したW-CDMAHSDPAでデータ通信サービスを行なっている。

通話サービスについてはNTTドコモとのローミングによって実現した。利用するには対応した携帯電話機が必要になる。

サービス内容

  • ケータイ
    • NTTドコモのFOMA網へのローミングサービス
  • EMモバイルブロードバンド
    • 下り最大7.2Mbps/3.6Mbps、上り最大384KbpsのHSDPAデータ通信サービス
    • 下り最大42Mbps/21Mbps、上り最大5.8MbpsのDC-HSDPA/HSUPAデータ通信サービス
  • ADSLサービス
    • イー・アクセスのADSLサービスが利用できる

料金

2010(平成22)年1月31日現在の情報。

  • 入会時契約事務手数料: 2,835円
  • 基本料: プランによる
  • 通信料: 0.0105円/パケット〜0.042円/パケット(プランによる)
  • 請求書発行(オプション): 157円/月額
  • 明細発行サービス(パソコンのみ対応): 100円/月額
  • ADSLサービス(オプション): 1,500円/月額

プランは、幾らかの無料通信分が付いたライトなものから、高額の無料通信文が付いたもの、そして使い放題までがある。

サービスエリア

2007(平成19)年3月31日に始まったばかりのサービスであるため、そのサービスエリアには見るべきものがない状況である。

サービス開始時点では東京、名古屋、大阪を中心としたごく狭いエリアから始まり、地方都市を中心に基地局の整備が進められた。

現在では、人口がある程度多いところはサービスエリア内となり、2010(平成22)年1月31日現在では人口カバー率が90%を突破したとしている。

MNPとSIM

番号ポータビリティ(MNP)は、NTTドコモとのローミングが開始されてから始まった。それまではデータ通信しかサービスが存在せず、MNPのサービス自体、対象となっていなかったからである。

USIMカードと、その台紙
USIMカードと、その台紙

D01NEには通話機能はないが、そのUSIMカードの台紙には電話番号らしき11桁の数字が見られる。プリフィックスは080なので、従来の携帯電話と同じようである。将来的に、MNPも可能となるのだろう。

批判とライバル心

基地局ノウハウ等がまだ今ひとつであるのか、通信品質で批判を受けることが多い。

データ通信サービスではWILLCOMと真っ向から対立する状況にあり、現にサービス開始時には「WILLCOMから乗り換えませんか?」と積極的にアピールしていた。

関連するリンク
イー・モバイル
用語の所属
EM
関連する用語
携帯電話
EMOBILE G4
WILLCOM

コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます


KisoDic通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Version 7.04a (27-May-2022)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club