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Microsoft Windowsの一つ。開発コードネームは「Whistler」(ウィスラー)。
Microsoftの開発した、Windows 2000の後継オペレーティングシステム(OS)である。同時に、16ビットOSであるWindows 98およびWindows Meの後継OSでもあり、このOSによってMicrosoftの懸案だったWindows 9x系とWindows NT系の融合が果たされた。
アメリカで2001(平成13)年10月25日に発売され、日本語版は英語版の3週間後に発売された。
なお、Windows XPはクライアント向けの商品で、サーバー用途の商品の名称はWindows 2003である。
XPは「エックスピー」又は「イクスピアリアンス」と発音するが、日本人にはつらい発音である。
そこで日本では「ぺけぴー」、「ばつぴー」、「かけるぴー」、「ぺけぽん」などと読まれたりする。
また「XP」が苦しそうなスマイリー(顔文字)に見えるともっぱらの噂である。
次の二種類が用意された。
また、Professionalは32ビット版と64ビット版が用意された。
64ビット版はWindows Server 2003 x64 Editionsと同一のコードベースの製品である。したがって、バージョンは32ビット版と違い、Windows NT 5.2相当となる。
Home Editionは32ビット版のみが用意され、マルチモニター、リモートデスクトップ接続、各種のセキュリティ機能などがサポートされない。
当初はUSB 2.0やシリアルATAのサポートを表明していたが、発売段階で実装されたのはIEEE 1394だった。
USB 2.0は間に合わなかったので、後日、2002(平成14)年3月からWindows Updateで配布が開始された。
インストールから30日以内にインストールIDをMicrosoftに送信してライセンス認証を行なわないと、認証以外の全ての機能が使えなくなる違法コピー防止機構(マイクロソフト プロダクト アクティベーション)が搭載されている。
ちなみにWindows XP Professional W2k特別アップグレードではインストール時にWindows 2000のCDを要求されない。これでいいのかどうかは不明である。
GUIがかなり変更されていて、全体的に丸みを帯びたデザインになっている。同時に色彩センスを疑うような配色になっている。
流石に問題があると感じたのかは定かではないが、従来のWindows 2000風GUIとする機能が用意されている。
目玉機能の一つにClearTypeがあり、これは(特に液晶で)文字をきれいに表示する機能である。
しかし、Windows XPに標準搭載されたMS UI Gothic(デフォルトのシステムフォント)には利かない(工夫すれば使えないことはない)。つまり、あまり役に立たない。本領発揮はXPの後継、Windows Vistaでメイリオ(ClearType対応)が標準搭載になってからである。
また、DirectX 8.1が標準搭載された。
先代のWindows 2000との大きな違いに、次のようなものがある。
ZIPやLZHについては、使いやすいという人と使いにくいという人がいるが、不要であれば機能を休止することもできる。[regsvr32 /u zipfldr.dll]をms-configから実行すれば良い。
現時点では、Windows XPには次の版が存在する。
数多くのバグ修正用更新プログラムに加え、6つの新機能が追加された。但し、その機能は多くの一般ユーザーには、無縁のものである。
Windows XPは今や様々な装置に組み込まれて使われている。
知られる範囲では、次のものがある(順不同)。
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