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固体ロケットブースターA。H-ⅡAロケット用に開発され、後にH-ⅡBロケット/イプシロンロケットにも採用されたシリーズ。国産で、開発はIHIエアロスペースである。
SRB-Aの初期型(当初型)は、真空中で2本合わせて4,520kN(460トン)の推力を発生させる。
開発は1996(平成8)年度に開始され、2000(平成12)年10月4日に種子島宇宙センターで行なわれたSRB-A認定型モータ地上燃焼試験を終了し、無事に完成した。
2001(平成13)年8月29日16:00(@333)に種子島宇宙センター大型ロケット発射場より発射されたH-ⅡAロケット試験機1号機(H-ⅡA・F1)で使用され、打ち上げは無事に成功した。
H-ⅡAロケット6号機の失敗に伴い、SRB-Aは仕様変更の対象となった。この仕様変更以降のものは「SRB-A改良型」という。
これは単なる不具合修正というわけではなく、開発中だったSRB-A2(4本併用)の設計を取り込んだ、バランス調整も含まれている。
推力を押さえて燃焼時間を伸ばす安全設計となり、このため若干の推力が落ちた。当初品は最大推力約2500kNだが、改良品は実測で2035kNである。代わりに燃焼時間と信頼性は高まっている。
推力パターンの最適化というのは、例えば初期推力最大は当初のSRB-Aと同程度とし、あとは徐々に推力減らす燃焼パターンである。これは時間経過とともにロケットの質量が軽くなるので、最大加速度を抑える、といったものである。
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