おとめ座方向に見られる楕円銀河。
おとめ座銀河団の中央部に位置しており、銀河団の中心に向かって強く引かれている可能性がある。
地球からはほぼ球状に見える。既知の楕円銀河は概ね細長い楕円形となっていることから、この銀河の形状は非常に特殊であると言える。実際には楕円形だが、その長軸が地球側に向いているため球状に見えるという可能性もあるものの、現時点ではまだ分かっていない。
この銀河には球状星団も多数観測されており、2006(平成18)年のサーベイではM89の25分角以内に2,000±700個の球状星雲があるとされている。これは、銀河の合体の痕跡である可能性がある。
銀河より最大15万光年にまでガスと塵が広がり、また10万光年まで加熱粒子の噴流が観測されている。
この銀河はかつては活動的なクエーサーまたは電波銀河であったと考えられている。
この銀河の中心部にある超大質量ブラックホールは、太陽の4億8000万倍の質量をもつとされている。
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