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南鮮国内から初めて打ち上げられたロケット。ロシア製ロケットであり、通称は「羅老号」(나로호、NAROHO、ナロホ) 。
南鮮で製造されたキックモーター。
元々南鮮ではKSRと呼ばれる観測ロケットの開発を進めており、それがそもそものKSLV-Ⅰプロジェクトの始まりであった。結局KSRは完成できず、開発は中止された。
羅老の第二段に使われているキックモーターは、設計はロシア、製造は南鮮とされている。つまり単なるライセンス生産である。
ロシアのロケットであり、「買ってきたロシア製のロケットをロシア人に南鮮から打ち上げてもらう」という国家プロジェクトである。
元々はロシアから技術を盗用する目的があったが、それが叶わなかった。その上、2回も失敗し、3回目はロシアも相当頑張ったらしく、かろうじて成功した。
何とか一回、打ち上げに成功したが、技術的な成果は何一つとして得られない以上、プロジェクトとしては既に失敗していると言える。続ける意味が何もない。
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