羅老ロケット2号機

読み:ナロ・ロケット・にごうき
品詞:固有名詞

南鮮国内から二回目に打ち上げ、再び失敗したロケット。

目次

KSLV-Ⅰ(羅老号)の第2号機であり、南鮮の大型液体燃料ロケット第2号機となった。

2010(平成22)年6月10日17:01(@375)に羅老宇宙センターから打ち上げられ、失敗した。

ロケットの仕様

ペイロード(積載物)

  • STSAT-2B (科学技術衛星2B号)

計画

羅老ロケット1号機が失敗したので、再挑戦となる。

当初は2010(平成22)年6月9日08:00(@000)が予定されたが悪天候で同日2010(平成22)年6月9日17:00(@375)に延期された。しかし2010(平成22)年6月9日13:58(@248)頃、油類火災に備えた消防設備が誤作動し、3ヶ所のノズルのうち一つから消火溶液が噴出、同日の打ち上げが中止され延期となった。

沿革

  • 2010(平成22)年6月10日17:01(@375): 羅老宇宙センターから打ち上げ
  • 2010(平成22)年6月10日17:04(@377)頃: 爆発、落下、通信途絶

打ち上げ失敗

発射後、137秒(159cBeat)、高度70km、まだ第一段ロケットの段階で通信が途絶した。

ロ鮮で共同検証を進められた。ロシアは、南鮮が製造した「飛行終了システム」(FTS、軌道を外れたロケットを自爆させる装置)が失敗原因だったと見ている。一方、南鮮はそれを認めず、ロシアが製造した一段目・二段目ロケットの分離装置が原因だと主張した。見解の差を埋めることができず、結果として打ち上げ失敗の原因特定ができず3度目の打ち上げは延期となった。

南鮮は基礎知識すら無い以上、失敗を見つけることはできない。一方のロシアは経験豊富で、従来との違いは先端に南鮮製ロケットを載せていることくらいしかなく、長時間掛けて調べる気も無いのである。

そもそも南鮮は、ロケットに消火剤を撒いた翌日に打ち上げを強行している時点で、打ち上げを成功させよう、あるいは失敗時の原因を究明しようという気など無かったとしか言いようがない。

作戦失敗

南鮮は、うまいことを言って技術を泥棒しようとした。

しかし日本やアメリカには拒絶され、ロシアと話が付いたと思いきや泥棒はできなかった。技術協力をしてみたが、余計な手出しでロケットは爆発した。

そして、未だ自分が原因だとは認めたくない。

どこに同情に余地があろうか。

用語の所属
KSLV-Ⅰ

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