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南鮮国内から三回目に打ち上げられたロケット。前2回は連続失敗。三度目にして、ようやく打ち上げに成功した。
一段目はロシア製なので、新型ではあるが信頼性は高いと見込まれる。
二段目はロシアで設計されたキックモーターだが、南鮮で製造されたものであり品質が悪い。
ロシアは、他国の金を使って新型ロケットの実験をしていると言っても過言ではない。
技術の流出を避けるため、打ち上げ作業はロシアのみで実施(南鮮人立入禁止)。
つまり、「ロシア製のロケットをロシア人が南鮮から打ち上げた」ものである。
一段目も二段目もロシア製なら、失敗もせず最初から全て上手く行くはずだが、品質の悪い南鮮製造品を混ぜようとしたため、失敗が続いた。
二段目の固体モーター「KSR-1」が最大の問題だが、部品はフランス製である。しかも、このモーターは2008(平成20)年4月に3機同時に製造したものであることが報じられている。
このうち2機は、2009(平成21)年の羅老ロケット1号機、2010(平成22)年の羅老ロケット2号機でそれぞれ使われたが、3機目は製造されて5年近く経過してからようやく打ち上げとなり、打ち上げの段階で既に経年劣化していることが明らかとなった。
南鮮航空宇宙研究院(KARI)は、これ以上の経年劣化させないため、年内の打ち上げたいとしていたが、原因究明に要する時間、冬到来による気候変化、大統領選挙などの政治情勢、そしてそもそもロシア人技術者の冬休みにより、年内の打ち上げは不可能だった。
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