HR図の左上に属する恒星で、高温でかつ大質量の恒星のこと。
質量は太陽の数倍程度の巨星だが、その明るさ(絶対等級)は数百倍を超える。更に大きく明るさが数十万倍となるものは「青色超巨星」と呼ばれ、その中間程度のものは「青色輝巨星」と呼ばれる。
こういった恒星は、核融合の原料である水素を激しく燃焼させ消費してしまうため短期間で使い果たし、短命であると考えられている。
光度階級ではⅢとなる。
スペクトル型は、3万度以上ならO型、1万度以上ならB型となる。
早期B型の主系列星が成長すると、青色巨星になると考えられる。
青色巨星は、やがて赤色超巨星になるか、あるいはウォルフ・ライエ星になり、その後は超新星爆発を起こして中性子星、クォーク星、ブラックホールなどになる。
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