ア | イ | ウ | エ | オ |
カ | キ | ク | ケ | コ |
サ | シ | ス | セ | ソ |
タ | チ | ツ | テ | ト |
ナ | ニ | ヌ | ネ | ノ |
ハ | ヒ | フ | ヘ | ホ |
マ | ミ | ム | メ | モ |
ヤ | ユ | ヨ | ||
ラ | リ | ル | レ | ロ |
ワ | ヰ | ヴ | ヱ | ヲ |
ン |
A | B | C | D | E |
F | G | H | I | J |
K | L | M | N | O |
P | Q | R | S | T |
U | V | W | X | Y |
Z | 数字 | 記号 |
恒星を殆どまたは全く含まないため暗いが、暗黒物質(ダークマター)により質量が支えられているとする、銀河程度の大きさを有する仮想上の天体。
恒星が(殆ど)ないため、光で観測した場合は非常に小さくまたは淡くしか見ることができないが、その大きさは銀河系並に広がっているものをいう。
銀河が形成された後、何らかの理由によって星形成のための物質(ガスなど)が失われ、恒星が作られなかった天体であると考えられている。
いくつかの候補が報告されているが、今のところその存在は確定していない。
架空の存在として候補天体が幾つか存在したが、実際に存在が判明しだしたのは2014(平成26)年頃である。
多数発見され分布も明らかになったのは2015(平成27)年6月で、ニューヨーク州立大学および国立天文台の研究者などの研究チームがすばる望遠鏡アーカイブのデータを解析した結果、854個もの「超暗黒銀河」を検出したとアメリカ天文学会の天体物理学誌Astrophysicsで発表されたものが初である。
超暗黒銀河とされる暗黒銀河は、銀河団の中心部に多く、銀河団の外側に向かうにつれて減っていくことが判明したとされている。
HE 0450-2958はクエーサーであるが、そのホスト銀河が見つからなかった。このため暗黒銀河に位置するという仮説が立てられた。
その後、通常の銀河が存在するらしいという報告もいくつか出ている。
HVC 040-15+100あるいはスミスの雲(Smith Cloud)は、銀河系の周辺を高速で移動している水素ガスからなる雲である。
質量は少なくとも太陽質量の100万倍はあり、長さは3000パーセク、幅は1000パーセクとされる。
軌跡を逆にたどると約7000万年前に銀河系の円盤を通過したことが予想され、また2700万年後には銀河系に融合するとされている。
コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます