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かつて、自然界の物質を無機物と有機物に二分した際、生命の働きのあるものを有機物もしくは有機化合物と呼んだのが由来である。
その当時、有機物は生物の神秘的な力でしか作れない物質と考えられていた。これを「生気説」という。
地球の生物を構成するのはアミノ酸などの有機物である。有機とは言っても今では非生物的に生成しうることが知られ、さらには、太陽系の隕石や彗星にも含まれている。
現在地球に有機物があり生物があるのは、これら隕石や彗星が大量に地球に降り注ぎ、地球に有機物がもたらされたため、とするのが有力である。
では、この有機物はどこで作られたのかということになる。宇宙を観測すると、可視光では真っ暗に見える領域が確認できる。これは暗黒星雲または星間分子雲と呼ばれ、いずれ原始星を経て恒星となり輝くようになる。この分子雲に、様々な分子や塵(星間塵)が存在することが観測によって明らかとなっている。
地球にある有機物は、太陽がまた輝く前、太陽の元になった暗黒星雲中で作られたと考えられる。
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