食用の塩(えん)のこと。
食卓で使われている精製塩は、高純度の塩化ナトリウム(NaCl)である。
天然塩では、これ以外に次のような塩、いわゆるにがりと呼ばれる不純物を微量含んでおり、それらの微妙な苦みなどから、深みのある味わいを持った(=美味しい)塩となる。
成人で一日所要量は1.3g(ナトリウムで0.5g)程度である。
人間の舌は食塩なしでは料理を美味しく感じることが難しい。このため、生物として必要という以前に、料理には必要不可欠である。
ナトリウムやカリウム、カルシウム等ミネラルは、イオンとして機能し、細胞の浸透圧維持に必要となる。
日本では1996(平成8)年5月24日から食品の栄養表示基準が設けられ、ここで塩分についての記述も必要となった。
但し、表示されるのは「ナトリウム」量である。これは、食塩以外の肉や魚などの食品に含まれているため、という、分かったような分からないような理由による。
ナトリウム量を2.54倍すると食塩相当量に換算可能である。
食塩の摂り過ぎは健康を害するので、健康のため1日10g(ナトリウムで3.9g)以下にすることが望ましいと厚生省(現在の厚生労働省)により定められた。
ちなみにWHOによる一日許容摂取量(ADI)は1日5gで更に厳しいが、現在の日本人は一日約12gの食塩を摂取しているとされている。
コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます
▼機能別検索
人気検索語
最近の更新語
今日の用語
おまかせ検索
▼別の語で検索
▼索引検索
カテゴリ検索
全グループ一覧
全プラグイン一覧
このサイトについて
趣旨・概要
参加の案内
ダウンロード