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弗素と水素からなる無機化合物。非常に危険な毒物として知られる。水溶液は弗化水素酸と呼ばれる。
なお、「弗」の字が常用漢字から漏れたため、現在は「フッ化水素」と書くのが正しいとされている。
高純度のものは半導体製造で半導体物質のエッチングなどに使われるほか、ウラン濃縮にも使われる。このため、高純度弗化水素は輸出が制限されている。
半導体製造に使うためには純度が必要となる。不純物が半導体に付着すれば、その周辺部分は使えなくなるからである。
各国で製造されている純度は次の通りであるらしい。
つまり日本のものは、金属不純物の含有量が10のマイナス12乗レベルの高純度である。
ウラン濃縮に使う程度なら2N程度の純度でも問題はないらしい。
水溶液が人体に付着すると、体内に浸透して骨組織を侵す。この時、のたうち回る程の激痛に見舞われる。
骨のカルシウム(Ca)と反応してCaF2(蛍石)になるまで皮膚を侵蝕し組織を破壊する。また血液中のカルシウムイオンも同様に螢石にし、これらが筋肉組織や臓器を破壊、やがて心筋が機能しなくなって心不全で死亡するか、さもなくば低カルシウム血症を起こして死亡する。
治療は殆ど不可能なので、患部の切断によって対応することになろう。しかし体表には何の影響も与えないため付着に気づきにくく、取り扱いには細心の注意を要する。実際に、ゴム手袋にピンホールが開いているなどして弗酸が手に付いたのに気づかずに大変な事になる、という事故がたまに発生する。
低カルシウム血を引き起こす。
許容濃度を超えると致死的である。
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