台湾

• 地域: オセアニア北部、アジアの東
• 面積: 3万6000km²(九州よりやや小さい)
• 人口: 約2,329万人(2012(平成24)年10月)
• 首都: 台北(たいほく)(北京語読みでタイペイ)
• 民族: 台湾民族
• 言語: 支那語(北京語、福建語、客家語)、台湾語
• 宗教: 仏教、道教、キリスト教
• 独立日: ‐
• 国祭日: 1月1日 (開国記念日、中華民国の建国記念日)
• 時間帯: UTC+8時間 (日本との時差は−1時間)
• 国旗: 晴天白日旗
• 国歌: 三民主義

• 国際電話国番号: 886
• ISO 3166 国名コード: tw、twn、158
• ccTLD: .tw

• 電圧: AC110V、60Hz
• プラグ: Aタイプ(アメリカ、日本型)

• 政体: 民主共和制
  • 三民主義(民族独立、民権伸長、民生安定)
  • 五権分立(行政、立法、監察、司法、考試)
• 元首: 総統 (任期4年)
  • 総統: 蔡英文(さい・えいぶん)(1期目) 2016(平成28)年5月から
• 議会: 立法院
• 政府: ‐
• 内政:
  • 政治の自由化と民主化を推進し、1996(平成8)年3月に初の総統直接選挙が実施された。
  • 2000(平成12)年3月の第二回総統選挙では民進党の陳水扁・呂秀蓮が総統・副総統に当選、50年以上にわたる国民党体制が終了
  • 2008(平成20)年3月に国民党の馬英九・蕭萬長が再び政権を奪う。支那共産党のスパイとしての活動を開始し、日本と台湾の友好関係を毀損しながら台湾の支那への吸収を目指した
  • 2016(平成28)年1月に民進党の蔡英文が再び政権を奪還。蔡は萌え文化に造詣が深く、艦これの霧島との類似度70%とされている(根拠不明)

• 外交: 元々中華民国は国連の常任理事国だったが、支那共産党により追放され、今では国連に加盟すらできない。但し、外交関係のある国は多い。
• 軍事力
  • 予算: 2,540億台湾ドル(77.3億米ドル) (2006(平成18)年、ミリタリーバランス)
  • 兵役: 20ヶ月
  • 兵力: 約29万人(予備役約165.7万人)
    • 陸軍: 20.0万人、主力戦車約930両など
    • 海軍: 4.5万人、艦艇等約150隻(駆逐艦・フリゲート艦33隻、潜水艦4隻など)
    • 海兵隊: 1.5万人
    • 空軍: 4.5万人、作戦機約510機

台湾と国交を結んでいるのは次の20の国または地域である。

• 大洋州(6ヶ国)
  • ツバル
  • ソロモン諸島
  • マーシャル諸島共和国
  • パラオ共和国
  • キリバス共和国
  • ナウル共和国
• 欧州(1ヶ国)
  • バチカン市国
• 中南米・カリブ(11ヶ国)
  • ドミニカ共和国
  • グアテマラ共和国
  • エルサルバドル共和国
  • パラグアイ共和国
  • ホンジュラス共和国
  • ハイチ共和国
  • ベリーズ
  • セントビンセント及びグレナディーン諸島
  • セントクリストファー・ネーヴィス
  • ニカラグア共和国
  • セントルシア
• アフリカ(2ヶ国)
  • スワジランド王国
  • ブルキナファソ

• 主要産業: 電気・電子、鉄鋼金属、繊維、精密機械
• GNP
  • 総: 3,948億米ドル(2007(平成19)年、行政院主計處)
  • 一人あたり: 17,294米ドル(2007(平成19)年、行政院主計處)
• 通貨: 新台湾ドル(NT$)、1US$=32.8NT$、1NT$=3.59円 (2007(平成19)年平均、中央銀行)

台湾は18世紀頃まで、大陸の支配を受けたり、オランダやスペインの植民地だった。

元々の先住民族は、大陸から入植した漢人が人口の大半を占めたことで少数派となった。

19世紀になると、1895(明治28)年に大日本帝国は清に勝利、下関条約調印で日本は台湾の統治権を得た。

日本は台湾に道路/鉄道/港湾/上下水道/電気/通信などのインフラを整備し、教育の普及や治安維持を実施。これにより台湾は飛躍的な経済発展を遂げ、やがてIT最先端を行く国となる。

よって台湾は今も親日国であり、台湾学生の90%が第二外国語に日本語を選択しているとされる。

20世紀に入った1912(大正元)年、中国大陸に中華民国が成立。しかし国民党政府と支那共産党が分裂し内戦勃発。

大東亜戦争終戦後の1945(昭和20)年に台湾の統治権は日本から離れ、翌年に国民党中華民国憲法が制定され国民党と支那共産党は対立、1949(昭和24)年に国民党は敗れ大陸の国民党政府(蒋介石政権)が台湾へ入り、大陸と台湾で別政府が成立する。

こうして台湾は中華民国の占領下には入ったが、国際法上の領土にはなっていない。その前に日本が第二次世界大戦(大東亜戦争)に敗戦し、日本はサンフランシスコ講和条約で領有権を手放したが、台湾の帰属先は示されていなかったからである。

この時点で、元々台湾で生まれ育った漢人を本省人といい、後に蒋介石(しょうかいせき)と共に大陸から来た人とその後継を外省人という。現在の人口比は本省人85%:外省人15%とされる。

現在の台湾は、一部の国家は独立を容認しているため国際法の慣例では独立国家の要件に当てはまるが、しかし日本ほか多くの国は独立国家と認めていない。

理由は、主権・領土・国民という国家の条件のうち、主権が欠けていると見なされているからである。

台湾は中華民国という国の一部であるが、中華民国・中華民国憲法というのは大陸支那が大陸支那のために作ったものであって、本来、台湾とは何の関係もない。あくまで台湾は、既に存在しない国である中華民国の植民地なのである。

ゆえに、中華民国を主張している間は世界のどの国も主権国家と認められないため、台湾は現在独立を検討している。

台湾はどこから独立をするのか。

現在の大陸支那の政府(支那共産党)は、台湾を統治したことは一度もない以上、「中華人民共和国から独立」ということはありえない。

台湾というのは中華民国の占領地であるので、中華民国の占領体制、つまり中華民国の蒋介石政権から独立しなければならないことになる。

台湾は支那大陸からの支配を嫌い、幾度となく独立や国連加盟を求めている。元々、中華民国(台湾)は1971(昭和46)年までは国連の常任理事国だった国である。

しかし台湾が独立すれば、共産党の権威は失墜する。チベットやウイグルなど、かつて支那共産党が攻め滅ぼして占領し、共産党が自称「自治区」とした地域にも波及し、各地で独立運動が盛んになる可能性があるため、支那共産党はそれを恐れて必死で抵抗している。

その他、日本のシーレーンを押さえる為に必須であること、太平洋進出の足掛かりを失うこと、なども支那共産党の世界征服の野望にとって不利益である。

こうして、軍事力を拡充してアジアの脅威になりつつある大陸支那が、台湾を武力行使も辞さないと恫喝している。

2007(平成19)年4月25日、世界保健機関(WHO)は「台湾は主権国家ではなく、WHOの加盟国となる資格はない」などとして、台湾の加盟を拒絶した。

4月29日、陳水扁総統は「台湾の名で積極的にWHO加盟を勝ち取る」シンポジウムに出席し「台湾は主権が独立した国家であり、台湾はWHOに正式加盟を求める権利がある。これは2300万の台湾の国民全体の人権であり、これをWHO事務局あるいは事務局長個人が勝手に否決したり剥奪することはできない」としてWHOに対し抗議した。

WHO組織法第3条第3項には「世界保健機関の成員は、すべての国家に開放されている」などとあるが、実際にはWHOも支那に牛耳られているのである。