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IEEE 802.16e「WiMAX Release 1.0」と、これを進化させたIEEE 802.16m「WiMAX Release 2.0」(WiMAX 2)を包含し、さらに、追加要素(Additional Elements)としてTD-LTEの無線およびコアネットワークの一部規定を取りこんだ。
既存のWiMAXネットワークを運用しつつ、更に今後の普及が見込まれるTD-LTEを取り込むことを目的としている。
2012(平成24)年10月30日に発表され、翌日、UQコミュニケーションズが採用すると発表した。サービス名は「WiMAX 2+ (ワイマックスツープラス)」である。
一時期は、高速無線通信の技術はLTEとWiMAXが争っていたが、iPhoneがLTEに対応するなどでLTE陣営が有利となり、WiMAX陣営の旗色は悪化の一途をたどっていた。
このような状況下、業界団体WiMAX Forumが、WiMAXという看板を降ろすことなく、いかにしてTD-LTEに迎合するかという課題の解決策としたのが、TD-LTE互換モードを追加するというものだった。
かつてWILLCOMが開発しPHSシステムで運用しようとしていたXGP規格もAXGPとしてTD-LTEに対応したことで実質的にTD-LTEと同じものになってしまったが、WiMAXも同じ道を歩むことになってしまった。
WiMAX Release 2.1で下位レイヤーをTD-LTE互換にして、WiMAX Release 2.2以降で上位レイヤーも実質TD-LTEにする計画らしい。
これはXGP→AXGPが歩んだ道と同じである。
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