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3GPPにより策定された、携帯電話機の通信技術の一つ。3Gより進化し、4Gの一歩手間ということで「3.9G」などとも呼ばれる。
LTE UE(User Equipment; 利用者端末)の性能は、LTE UE カテゴリーで表わされる。これを著している時点では、カテゴリーは1から6までが存在する。各々で、MIMOや変調方式の有無などが規定される。
↑ここまでが通常のLTE、↓ここから下はLTE-Advanced
日本では、カテゴリー3からサービスが始まり、カテゴリー4へと移行した。
カテゴリー1 | カテゴリー2 | カテゴリー3 | カテゴリー4 | カテゴリー5 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
ピーク速度 Mbps | 下り | 10 | 50 | 100 | 150 | 300 |
上り | 5 | 25 | 50 | 50 | 75 | |
周波数帯域幅 | 20MHz | |||||
変調方式 | 下り | QPSK、16QAM、64QAM | ||||
上り | QPSK、16QAM | QPSK、16QAM、64QAM | ||||
2×2 MIMO | なし | 必須 | ||||
4×4 MIMO | なし | 必須 |
NTTドコモは2010(平成22)年11月8日、サービス名「Xi」(クロッシィ)として2010(平成22)年12月24日から提供開始すると発表し、当日、予定どおりサービスが開始された。
通信速度は、開始当初はカテゴリー3で5MHzの下り最大37.5Mbps/上り最大12.5Mbpsであり、一部エリアではカテゴリー3で10MHzの下り最大75Mbps/上り最大25Mbpsとなる。またLTE圏外でもFOMAハイスピード(受信最大7.2Mbps、送信最大5.7Mbps)が利用できる。
NTTドコモは、2012(平成24)年冬モデルからUEカテゴリー4対応機を投入した。15MHz幅や20MHz幅で周波数の割り当てが受けられれば、15MHz幅で下り最大112.5Mbpsに対応できるとしている。
auは、3.9GであるLTEを「4G LTE」の商品名で提供している。
2013(平成25)年10月に2.1GHz帯の20MHz幅を用いて、下り最大150Mbpsのサービスを開始した。
2014(平成26)年夏、2.1GHz帯の10MHz幅、800MHz帯の10MHz幅を併用するキャリアアグリゲーション(CA)を導入し、合計20MHz幅として下り最大150Mbps(75Mbps+75Mbps=150Mbps)の提供を開始した。なお、上りの通信速度は変更がない。
CAの対応の基地局は、CA開始時点で約2500局だったが、2014(平成26)年9月に1万局、2014(平成26)年12月末に全国の約2万局に拡大した。
次の二種類が提供されている。いずれも3.9Gである。
イー・モバイルも、2012(平成24)年3月15日から東名阪主要部を中心に「EMOBILE LTE」の提供を開始した。
通信速度は、開始当初はカテゴリー3で5MHzの下り最大37.5Mbps/上り最大12.5Mbpsであり、一部エリアではカテゴリー3で10MHzの下り最大75Mbps/上り最大25Mbpsとなる。またLTE圏外でもEMOBILE G4(下り42Mbps/上り5.8Mbps)と称する3Gサービスが利用できる。
また、2012(平成24)年度中にカテゴリー4の20MHzに対応する方針であり、Pocket WiFi LTE(GL04P)などから製品対応が始まった。但し、この製品発売時点ではまだ1.7GHz帯で15MHz幅しか割当てられておらず、20MHz幅は追加割当を申請中である。
20MHz幅が割り当てられサービスが始まれば、上表の通り、下り150Mbps(理論値)の速度が実現される。
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