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二点間を接続してデータ通信を行なうためのプロトコル。OSI参照モデルのレイヤー2(データリンク層)で動作する。
RFC 1661(STD 51)で規定され、RFC 2153ではマルチベンダー版PPPが規定される。
PPPのフレーム構造は、次のようになっている。
カプセル化は単純なもので、16ビットのプロトコルIDの後に、可変長で情報とパディングが続く。プロトコルIDは、例えばIPの場合は0x0021である。
このデータ部では、フレームの開始・終了を表わすFlag(0x7e)や、回線によっては落とされやすい0x00〜0x1fの値などを、エスケープ表現(Transparency)で表わすことができる。
0x00〜0x1fと、0x5eを除く0x40〜0xffのオクテットは、0x7dに続けて、元の値の0x20とのXOR値を送ることが出来る。
例えば0x11なら、0x7d 0x31として送る。
PPPのProtocol欄は、ISO 3309拡張法に基づき、1または2オクテットからなる。
具体的には、偶数のオクテットは途中であり、奇数のオクテットで終端する。従って、全体としては値は常に奇数となる。
ここで用いるプロトコル番号はPPP独自のもので、番号はIANAに申請して得る。発行された番号はIANAがppp-numbersとして公開している。
大雑把には、
とする。
電話、あるいはxDSL等の物理層接続を終えた後、PPPは次の手順で動作する。
切断は、次の手順となる。
この後、電話の切断等、物理層の作業を行なう。
IPCP(IP control protocol)機能により、自動的にIPアドレスを割り当てることもできる。
一般に、電話回線を利用した商用のインターネット接続サービスで行なわれるダイアルアップIP接続はPPPでIPCPを利用するため、グローバルIPアドレスを個人で取得しなくても、インターネットへの接続が可能である。
またPPPのデータパケットを暗号化し、セキュリティを向上させたPPTPと呼ばれるものもある。
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